記者団と会談するトランプ大統領(13日、ホワイトハウスで)=AP

写真拡大

 【ワシントン=池田慶太】米国のトランプ大統領は14日、米保守系の大衆紙ニューヨーク・ポストの電話インタビューで、米国とイランの戦闘終結に向けた2回目の協議が「2日以内」にパキスタンの首都イスラマバードで開催される可能性があると述べた。

 米イランが仲介国パキスタンなどを介して調整を続けているとみられる。

 トランプ氏は同紙記者に、「イスラマバードにとどまるべきだ。2日以内に何かが起こる可能性がある。我々は行く方向に傾いている」と語った。参加者には言及せず、自身は現地入りしない考えを示した。

 イランに対するウラン濃縮の永久放棄という要求を後退させ、20年間の停止を求めたとする米メディアの報道については、「イランが核兵器を持つことはできないと言ってきた。20年は好きではない」と否定的な姿勢を示した。

 米中央軍は14日、イランを出入りする船舶を対象とした封鎖措置について、1万人以上の兵士、軍艦12隻以上が配置されていると発表した。13日の封鎖開始後、最初の24時間に封鎖を突破した船はなく、6隻が米軍の指示に従ってイラン港湾に引き返したという。

 中央軍は声明で「封鎖措置は、イランを出入りするあらゆる国の船舶に公平に実施されている」と説明。その他の船舶については「米軍が航行の自由を支援している」と強調した。

 米財務省は14日、イラン原油・石油製品の購入を例外的に認める制裁緩和措置について「更新しない」と発表した。原油高騰対策として3月下旬に導入し、19日に失効する予定だった。封鎖措置とあわせ、イラン経済への締め付けを強める狙いとみられる。