日本ハム時代は「3年で3回」…取材記者が見た怪物・大谷翔平の“原点”

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球場と寮以外に向かった場所

イチローの持つ日本選手記録の43試合連続出塁の記録を更新するなど、投打ともに今シーズンも絶好調の大谷翔平(31)。連日のように報じられる異次元の活躍は、世界中のファンを熱狂させている。

しかし、その圧倒的な成績は一朝一夕に築かれたものではない。

大谷選手が‛13年に北海道日本ハムファイターズに入団した当初、千葉・鎌ケ谷の寮には連日多くのマスコミが詰めかけていた。しかし、彼らの期待はいい意味で裏切られることになる。

現場で彼を追い続けてきた取材記者は、若き日の大谷選手が放っていた異様なオーラと、徹底した節制の裏側を明かす。

「入団から3年間、たびたび大谷選手を取材していましたが、寮と球場以外の場所で目撃されたのは、わずか3回だけでした。それは美容室への2回とチームメイトとの焼き肉へ行った1回だけ。あまりの外出の少なさに、球団広報から『いくら待っても無駄ですよ。彼は野球以外のことには全く興味がありませんから』と言われましたよ」

大谷選手のストイックさは、トッププレイヤーが集う代表チームの場でも異彩を放っていた。

’16年のWBC壮行会をかねた決起集会。選手全員が参加する焼き肉の宴が行われたが、大谷選手は一人、一次会が終わるやいなや、目もくれずに宿泊先のホテルへと引き上げたという。

「遊び」や「付き合い」を最小限に抑え、コンディション管理に万全を期す。その姿勢は、日ハム時代からすでに完成されていた。

現在のメジャーでの歴史的な快進撃は、決して偶然の産物ではない。若手時代から貫かれた極限の自制心と“求道者”としての孤独な努力こそが、現在の“怪物“大谷翔平を形作ったようだ――。

【YouTube】FRIDAYデジタル『芸能記者チャンネル』では、現役の記者たちが『大谷、坂本、清原も…記者は見た! プロ野球選手「グラウンド外の素顔」』と題し、熱い戦いが繰り広げられている選手たちのグラウンド外での素顔を、取材した記者たちが明かします。