野球の″聖地″どこに?藤崎台移転で「新球場」説明会に11市町村参加
老朽化が進む藤崎台県営野球場。県は「移転・再整備」の方針を示しています。これまで熊本市、菊陽町、玉名市などが誘致に特に意欲的でした。
10日説明会が開かれたんですが、この3つに加え続々と市町村が参加しました。その数あわせて11。まさに誘致合戦。いったいどこに新しい野球場ができるのでしょうか?
■菊陽町・小牧裕明副町長
「JASM進出効果の県全体への波及のためにもぜひ菊陽町に野球場を誘致したい」
■熊本市・大西一史市長
「場所の調査をしっかりしていきたい」
■玉名市・藏原隆浩市長
「手を挙げないということは考えられない」
「駅の近く」「収容人数2万人以上」といった誘致条件や、審査基準などについて説明がありました。各自治体が興味を示す野球場ですが、様々な負担が求められます。
「市町村が自らの負担で土地を確保すること」
「整備費や維持管理運営費の両方、 またはいずれかの一部を負担すること」
この条件に対し。
■宇城市の担当者
「費用負担が自治体の方にかなりウエイトを占めているという印象を受けている。新野球場の経済効果はどのくらいを見込んでいるのか」
■県の担当者
「波及効果がどのくらいか現時点では想定していません。場所によっていろいろ変わってくるので一律に言えない」
説明会に参加したものの、実際に手を挙げるにはハードルもあるようです。
■宇城市の担当者
「投資する額の効果がどれくらいあるのか見えない中では慎重にならざるを得ない」
一方で誘致に前のめりな自治体も。
■菊陽町の担当者
「つい先日、庁内にもプロジェクトチームを立ち上げて、公募に向けて町・県全体にとってよりよい提案ができるように今後進めていこうと考えております」
菊陽町では3月、野球場誘致に向けたプロジェクトチームを設置。県民総合運動公園の周辺か、3年後に開業が予定されるJR豊肥線の新しい駅の周辺に誘致する案を検討しています。
■菊陽町の担当者
「どこが手を挙げても選んでいただけるような提案をしていきたい」
果たして新野球場はどこにできるのか?これから誘致合戦が本格化します。
今後の審査のポイントやスケジュールを見ていきます。
各自治体はことし7月下旬(24日)までに誘致の提案を行い、その後審査が行われます。県によりますと審査は学識経験者などでつくる審査会で行い、必要に応じて自治体からのヒアリングや現地調査などを行うということです。
審査結果が出て移転候補地が決まるのがことしの9月以降。県は3年後の2029年度中の着工を目指しています。熊本の野球の聖地はどこになるのか、そして各自治体がどんな戦略で誘致を進めていくのか注目です。
