OBS

写真拡大

大分県別府市のAPU・立命館アジア太平洋大学で入学式が行われ、新入生が希望に満ちたキャンパスライフをスタートさせました。一方で、大学側の事務手続きのミスにより入国できていない約100人の留学生は当面オンラインでの授業となります。

【写真を見る】APU入学式「いろんな言語を学びたい」 大学不備で入国できない約100人はオンライン授業 大分

英語でスピーチ「真に互いを理解しようと努める」

APU・立命館アジア太平洋大学にはこの春、45の国と地域から1036人が入学しました。4月1日、学部ごとに入学式が行われ、アジア太平洋学部では新入生380人を代表して服部桜子さんが英語で抱負を述べました。

(新入生代表・服部桜子さん)「APUは、異なる言語・信念、そして経験を持つ人々を引き合わせてくれるのです。これからの4年間、私は勇気を持って話し、敬意を持って耳を傾け続け、真に互いを理解しようと努めることから生まれるものを確かめたいと思います」

このあと新入生は、在校生による歓迎イベントに参加し、大学生活に胸を膨らませていました。

(新入生)「韓国のソウル出身です。やはりいろんな言語を学びたいです」「ワクワクしています。国際関係や国際経済などの科目がいっぱいあるので、一生懸命勉強します」「将来は英語を使った仕事をしたいなと思っています」

新入生は3日までオリエンテーションに臨み、6日から授業がスタートします。

大学不備で約100人入国できず 学長謝罪

一方、APUでは事務手続きの不備により、この春入学する約100人の留学生が入国できていません。

留学生の氏名や国籍居住地などの入管への届出を2023年分から2年続けて怠ったため、去年10月、留学生の在留資格取得の手続きが簡素化される出入国在留管理庁の「適正校」から除外されたということです。

以前は努力義務だった届出が厳格化され、入管から指導を受けたにもかかわらず、担当者の認識不足で見過ごしたことが原因としています。

これにより入国手続きが煩雑化し、4月に入学予定の留学生330人のうち100人程度の入国が新年度の授業開始に間に合わないということです。

1日の入学式では、米山裕学長が謝罪しました。

(米山裕学長)「皆さまにご心配とご負担をおかけしていることを大学を代表して深くお詫び申し上げます」

大学によりますと、入国できていない新入生の入学手続きはすでに完了しているため、入国できるまではオンラインで授業を受けてもらう予定ということです。