渋野日向子は“ヘッドを浮かせて”パット数-11 予選落ちに悔いも…「悪い方向にはいっていない」
【現地写真】渋野日向子のインパクトはヘッドが浮いている
「きのう決まらなかった距離が決まってくれましたけど、きょうはチャンスが少なかった。なかなか伸ばしきれなかったですけど、ボギーフリーで回れたのはよかったです」初日はフェアウェイキープ率100%、パーオン率77%(14/18)とショットは安定していたが「77」と出遅れた。要因は37パット。ホールアウト後は取材を終えると、そのまま練習グリーンで黙々とボールを転がし続けていた。迎えた2日目はインコースからティオフ。10番パー3はエッジからのパットがあと一筋で決まらずパーとしたが、続く11番で約2メートルを沈めてバーディを先行。12番パー5では2打目でグリーン手前まで運び、カップをかすめるアプローチから“お先”のバーディを奪った。後半は3番パー3でティショットを池に入れる場面もあったが、チップインでパーセーブ。4番、8番では2メートル弱のパーパットを沈めるなど、前日にカップの横を通り抜けていた距離が入り、初日とは明らかに違うパッティングを見せた。前日の調整では、アドレスとストロークを見直した。「ボールに当たるとき、ダブりそうなぐらいヘッドが低い位置でインパクトしていた」とボールに向けてヘッドが低く動いていたことで、ボールの芯(赤道)とフェース上部が重なるような当たりになっていた。そうすると、ボールの打ち出しにブレが生じて転がりなどに影響が出やすい。そこで、“ボールの芯とフェースの芯でとらえるイメージ”で、インパクトにかけてヘッドをわずかに浮かせる感覚を取り入れた。さらに「行方不明」になっていたと話す重心位置も調整。それにより「転がりはすごく良かった」と手応えを口にし、この日は26パットまで改善した。「きのうのうちにできたらよかったけど…」と悔しさもにじませる。それでも、「こうして手こずらないと見つからなかったかもしれないので、次につなげられたらいい」と前向きにとらえた。初日に37パットと苦しんだからこそ得られた発見があった。それでも結果には納得していない。「この2試合、本当に悔しい結果になってしまった。序盤で頑張らないと後半(の試合)に出られないのは分かっているし、そこで結果を残せなかったのは残念。でも、絶対に悪い方向にいっているとは思っていない。いまやっていることをしっかり積み重ねて、継続していきたい」と次戦に目を向ける。今季はQTランキング27位の資格で戦う。「次はどの試合になるか分からないですけど、たぶんJMイーグルLA選手権かなと思っています。間は空いてしまうけど、しっかり調整して頑張りたい」。次戦こそは、安定したショットと、この日手応えをつかんだパッティングで納得のいくプレーとスコアを目指す。取材対応を終えた渋野は、その足で練習場へ向かいショットを調整。最後は練習グリーンで入念にパッティングに打ち込んだ。(文・高木彩音)
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