香港前場:ハンセン0.6%高で反発、上海総合は0.3%上昇
27日前場の香港マーケットは、主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比135.63ポイント(0.55%)高の24992.06ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が79.90ポイント(0.95%)高の8469.83ポイントと反発した。売買代金は1357億7490万香港ドルとなっている(26日前場は1367億2860万香港ドル)。
中国企業の業績持ち直し期待が相場を支える流れ。寄り付き直後に公表された1〜2月の中国工業企業利益は、前年同期比で15.2%増加した。3カ月ぶりにプラス成長を回復した昨年12月の5.3%増から伸びが加速している。中国政府が内需拡大に注力していることも改めて意識され、国内経済の過度な減速懸念も薄らいだ。
中東情勢の不透明感やインフレ高進の警戒感などで売り先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。経済協力開発機構(OECD)は26日、イラン情勢悪化で世界的にエネルギー価格が上昇していることを踏まえ、主要20カ国(G20)の2026年インフレ率について、25年12月時点の予測から1.2ポイント上方修正し、前年比4.0%と予測した。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が9.6%高、火鍋チェーン中国最大手の海底撈国際HD(6862/HK)が6.5%高、創薬ベンチャーの信達生物製薬(1801/HK)が5.7%高と上げが目立った。
セクター別では、消費関連が高い。海底撈のほか、自動車ディーラーの中升集団HD(881/HK)が8.8%、老舗調味料メーカーの海天調味食品(3288/HK)が7.9%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が5.1%、組み立てキャラクター玩具の布魯可集団(325/HK)が5.0%、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)が3.3%ずつ上昇した。
医薬セクターも急伸。江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が5.8%高、三生製薬(1530/HK)と百済神州(6160/HK)がそろって5.4%高、康希諾生物(6185/HK)が4.4%高で引けた。
中国証券セクターも物色される。広発証券(1776/HK)が2.0%高、申万宏源集団(6806/HK)が1.9%高、華泰証券(6886/HK)が1.6%高、国泰海通証券(2611/HK)が1.2%高で前場取引を終えた。
半面、香港不動産セクターはさえない。恒基兆業地産(12/HK)が1.3%、新鴻基地産発展(16/HK)が1.1%、長江実業集団(1113/HK)が0.7%、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が0.5%ずつ下落した。香港の域内金利は米金融政策の影響を受けるため、米インフレ懸念で米利上げ観測が浮上したことを嫌気している。昨夜の米10年債利回りは、昨年7月以来の高い水準を付けた。
他の個別株動向では、家電メーカー中国大手の海爾智家(6690/HK)が4.8%安。通期決算が4.4%増益にとどまり、期末配当の減額方針が示されたことを売り材料視している
本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.26%高の3899.12ポイントで前場の取引を終了した。医薬が高い。素材、消費、ハイテク、自動車、インフラ関連、空運、証券なども買われた。半面、エネルギーは安い。銀行・保険、公益も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
中国企業の業績持ち直し期待が相場を支える流れ。寄り付き直後に公表された1〜2月の中国工業企業利益は、前年同期比で15.2%増加した。3カ月ぶりにプラス成長を回復した昨年12月の5.3%増から伸びが加速している。中国政府が内需拡大に注力していることも改めて意識され、国内経済の過度な減速懸念も薄らいだ。
中東情勢の不透明感やインフレ高進の警戒感などで売り先行したものの、指数は程なくプラスに転じている。経済協力開発機構(OECD)は26日、イラン情勢悪化で世界的にエネルギー価格が上昇していることを踏まえ、主要20カ国(G20)の2026年インフレ率について、25年12月時点の予測から1.2ポイント上方修正し、前年比4.0%と予測した。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、医薬品メーカーの石薬集団(1093/HK)が9.6%高、火鍋チェーン中国最大手の海底撈国際HD(6862/HK)が6.5%高、創薬ベンチャーの信達生物製薬(1801/HK)が5.7%高と上げが目立った。
セクター別では、消費関連が高い。海底撈のほか、自動車ディーラーの中升集団HD(881/HK)が8.8%、老舗調味料メーカーの海天調味食品(3288/HK)が7.9%、乳製品の中国蒙牛乳業(2319/HK)が5.1%、組み立てキャラクター玩具の布魯可集団(325/HK)が5.0%、冷凍食品の安井食品集団(2648/HK)が3.3%ずつ上昇した。
医薬セクターも急伸。江蘇恒瑞医薬(1276/HK)が5.8%高、三生製薬(1530/HK)と百済神州(6160/HK)がそろって5.4%高、康希諾生物(6185/HK)が4.4%高で引けた。
中国証券セクターも物色される。広発証券(1776/HK)が2.0%高、申万宏源集団(6806/HK)が1.9%高、華泰証券(6886/HK)が1.6%高、国泰海通証券(2611/HK)が1.2%高で前場取引を終えた。
半面、香港不動産セクターはさえない。恒基兆業地産(12/HK)が1.3%、新鴻基地産発展(16/HK)が1.1%、長江実業集団(1113/HK)が0.7%、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が0.5%ずつ下落した。香港の域内金利は米金融政策の影響を受けるため、米インフレ懸念で米利上げ観測が浮上したことを嫌気している。昨夜の米10年債利回りは、昨年7月以来の高い水準を付けた。
他の個別株動向では、家電メーカー中国大手の海爾智家(6690/HK)が4.8%安。通期決算が4.4%増益にとどまり、期末配当の減額方針が示されたことを売り材料視している
本土マーケットも反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.26%高の3899.12ポイントで前場の取引を終了した。医薬が高い。素材、消費、ハイテク、自動車、インフラ関連、空運、証券なども買われた。半面、エネルギーは安い。銀行・保険、公益も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
