スポニチ

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 開幕1軍で唯一の中継ぎ左腕となるソフトバンクのヘルナンデスが、シーズンの完走を誓った。

 「どんな場面でも投げる。球は強いし、いい感じでシーズンに入ることができそう」

 開幕を前に、気分が跳ね上がる偉業達成があった。WBCで母国ベネズエラが日本を撃破し、決勝では米国に競り勝って初の世界一となった。「単純にうれしかったよ。日本とどちらか勝つと聞かれたときに“ベネズエラが勝つ”と言ってたんだ。日本も凄いドリームチームで強かったよ。今度は僕らチームの番だ」。同国の元代表で23年WBCでも登板しただけに、受けた刺激は計り知れない。

 今回は代表を辞退し、ペナントレースに専念。昨季125キロあった体重を10キロ落とし、球も体も切れは増した。オープン戦8試合、6回2/3で10奪三振。失点する場面は多かったが、クイックモーションも改良した。倉野投手コーチは「波があるのは事実ですが、状態はいい。いい変化球を投げられています」と信頼を寄せている。

 来日4年目で、12月には30歳になる。「まずは楽しむこと。そのあと結果はついてくる。今まで2年連続リーグ優勝で去年は日本一。新たにつかみにいくのではなくて、同じことを味わいたい」。再登頂を欲している。