【3月1日から】2026年春の「青春18きっぷ」が利用開始! 旅行で“東京-大阪”へ行くと、実際いくら得する?「3日間用1万円・5日間用1万2050円」で元を取れる距離も確認
2026年春期の「青春18きっぷ」が3月1日に利用開始
青春18きっぷとは、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席・BRT(バス高速輸送システム)・JR西日本宮島フェリーを連続する3日間または連続する5日間自由に乗り降りできる切符です。名称に青春とありますが、年齢制限はなく誰でも利用可能です。
2026年度春期の発売期間は3日間用が2月13日(金)~4月8日(水)まで、 5日間用が2月13日(金)~4月6日(月)までで、利用期間はどちらも3月1日(日)~4月10日(金)となります。価格は大人・子ども同額で、3日間用が1万円、5日間用が1万2050円です。
3日間用と5日間用、「青春18きっぷ」はどのくらい乗ると元が取れる?
JRの運賃は、距離(営業キロ)に応じて設定されています。2026年3月14日(土)からJR運賃が改定されるため、ここでは改定後の運賃で考えてみましょう。
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が発表している「普通旅客運賃(幹線)」を参考にすると、日本の代表的な主要駅である東京駅から大阪駅の営業キロは556.4キロメートルで、鈍行の場合の運賃は片道9350円になります。往復料金は1万8700円なので、青春18きっぷを利用した場合、3日間用で8700円、5日間用で6650円お得になります。
次に、1日あたりの損益分岐ラインで考えてみましょう。
1日あたりの平均運賃は、単純計算で3日間用が約3333円、5日間用で2410円となります。3日間用で181キロメートル以上、5日間用で121キロメートル以上を1日で移動すると元が取れることになります。
目安としては、仮に東京駅から東海方面に移動する場合を想定すると、3日間用であれば静岡県安倍川駅(184.5キロメートル)、5日間用で静岡県沼津駅(126.2キロメートル)あたりとなります。また、首都圏~関西圏、首都圏~東北南部などの長距離移動を1日1本組み込む旅程なら、比較的容易に元が取れるといえるでしょう。
実は特急や私鉄にも乗れる!? 「青春18きっぷ」の3つの裏ワザ
ここでは青春18きっぷのお得な使い方の具体例を挙げます。
(1)一部の快速列車や特急列車にも乗れる
図表1の区間は、特例として特別列車に乗車可能です。ただし、区間をまたぐと乗車券や特急券が必要になります。
図表1
東日本旅客鉄道株式会社 「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について を基に筆者作成
(2)一部区間は私鉄や第三セクター鉄道にも乗れる
途中下車可能駅以外の駅で下車した場合(区間内での下車、区間を越えた乗車など)は、別に全乗車区間の運賃が必要です。
図表2
(JR線と乗り継ぐ場合のみ) 青い森鉄道 青森~八戸 青森駅・野辺地駅・八戸駅 あいの風とやま鉄道 富山~俱利伽羅 富山駅・高岡駅 JRいしかわ鉄道 倶利伽羅~津幡 津幡駅 ハピラインふくい 敦賀~越前花堂 敦賀駅・越前花堂駅
東日本旅客鉄道株式会社 「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について を基に筆者作成
(3)日をまたいでも最終列車まで乗れる
有効期間の最終日は、通常ダイヤにおける最終列車まで乗車できます。
まとめ
移動手段が限られるものの、青春18きっぷで元を取るのは難しいことではないと考えられます。仮に、5日間あれば移動の時間も確保しやすいので、計画次第では遠距離の旅行も可能でしょう。春の行楽に青春18きっぷの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
出典
東日本旅客鉄道株式会社 「青春18きっぷ」「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」 の発売について
株式会社JR東日本ネットステーション えきねっと
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
