ものを手放す「捨て活」アイデア3つ。“迷ったら捨てる”と決めるだけで、心も上向く:自律神経の名医直伝
季節の変わり目で自律神経が乱れ、不調を感じている人も多いのではないでしょうか。「増えすぎたものを減らし、“迷わない環境”をつくると体と心が整う」と語るのは、自律神経の名医・小林弘幸先生。ここでは、「捨て活」のポイントとメリットを教えていただきました。1年間使わなかったら手放す、1か所ずつ整える、といった実践しやすいアイデアも紹介します。

「迷いやストレス」がバランスを崩す原因に

自律神経を乱す原因は迷いやストレス。
「バランスが崩れると眠れなくなったり、日中ぼんやりしたり、不調を招くもとに。まずはものを減らして迷わない環境をつくりましょう」(小林先生、以下同)
・交感神経:体を動かす「アクセル」の役割。日中の活動時や緊張・興奮しているときに優位になる
・副交感神経:心身を休ませる「ブレーキ」の役割。リラックスしているときや睡眠時に高まる
自律神経を整える、もっとも効果的な方法は「捨て活」
「ものがあふれすぎた状態はストレスを招き、自律神経のバランスを乱します」と話すのは、自律神経研究の専門家として知られる小林弘幸先生。
「呼吸や血流、体温調節など、生きていくために必要なシステムを維持するのが自律神経の役割です。なんとなく疲れている、スッキリしない…といった不調が続いている人は、自律神経が乱れている可能性も。まずは増えすぎたものを減らし、“迷わない環境”をつくることで自律神経は整います」
捨て活にネガティブなイメージをもつ人も、手放すことは「なにかを得る行為」と前向きに捉えることが大事。
「捨てることで新たなスペースと時間が生まれ、心身の調子も上向きますよ」
自律神経が整う捨て活のポイント3つ
そこで小林先生に「自律神経が整う捨て活」のおすすめ習慣を教えてもらいました。
●1:罪悪感があるなら「売る」か「あげる」
捨てることに抵抗があるなら、売ったり人に譲ったりするのも手。先生も実際、学生に本を譲って罪悪感を軽減したそう。
「ものを別の形で生かせれば、ストレスのもとになる罪悪感が減り、捨て活も進みます」
●2:「迷ったら捨てる」と決めておく
捨て活では、捨てる基準を明確にしておくことが大事。
「迷ったら捨てる、1年間使わなかったら捨てる、などルールを設けて。“なんとなくもち続ける”ことも心の負担になります」
●3:捨てて片付いたら「キレイ」が続くサイクルをキープ
一度キレイに片付けたあとは「今日はキッチン」など場所を決めて1か所ずつ整えるのもおすすめ。
「無理なく続く仕組みをつくることで、キレイな空間を保つことができ、心も整います」
「花を一輪飾りたい部屋」が整ってきた証拠

部屋が整うと、自然と“花を飾ってみようかな”と思えるかもしれません。
「そんな気持ちの変化が空間をより快適にし、暮らしと心に好循環が生まれます」
