資格取得を目指す部下に「もっと専門的なところに課金すれば?」 “資格マウント上司”に呆れた女性
資格は実務に生かされてこそ、取った意味があるものだ。しかし中には、他人を攻撃し、優越感に浸るための「武器」と勘違いしている人もいるらしい。
学童保育所に勤務する40代女性は、かつての上司がそのタイプだったと投稿を寄せた。数年前に勤めていた学童保育所の主任について、こう書いている。
「パワハラ気質で、それなりに有名な教育大学出身なことと教員免許を持っていることが自慢で、よく自分から話していました」
女性曰く、その主任は教員採用試験に合格できず、やむなく学童の現場に流れてきたという経歴の持ち主だった。教壇に立てなかった悔しさをあろうことかマウントに変えてしまったようだ。(文:天音琴葉)
「皆どっちか持ってるからさ」無資格を馬鹿にされる
学童保育に資格は必須ではないため、当時の女性は資格を持たずに現場を支えていた。入職して1か月が経った頃、子どもたちの前で話をする機会があった。その後、主任から呼び出され、見下すようにこう言われたという。
「〇〇ちゃん(女性の名前)って、教員免許か保育士免許持ってたっけ?」
当時どちらも持っていなかった女性は正直に答えると、主任は納得したかのように「あ〜だからか〜」と笑いながら、次のように続けたという。
「だいたい学童保育所の職員って皆どっちか持ってるからさ。皆人前に立つの慣れてるんだよね〜私も教員免許持ってるから当たり前にできるんだよね〜そっか〜だからか〜」
この返答に女性は「あからさまに馬鹿にしたような態度」だと感じたそうだ。採用試験に落ち、教壇に立った経験が一度もない主任に、「人前に立つの慣れてる」と言われたことにも違和感があったようだ。当時の心境を次のように書いている。
「そもそも学童保育所は資格なしでも始められる仕事。それで馬鹿にされる筋合いはないはずです。というより、教員採用試験に受からなかったから学童保育所に来たんだよなこの人……なんでマウント取れると思ってるんだろうと呆れてしまったことを覚えています」
「ドヤ顔のマウントを取られました」屈辱バネに合格で逆転
さらに、「マウントはここから始まった」と振り返った女性。保育士の資格試験の勉強をしていることを主任に知られた時も……
「頑張れの一言もなく、『もっと専門的なところに課金すれば?自己投資だよ』とドヤ顔のマウントを取られました」
主任は、保育士の資格よりも教員免許のほうが上だと言いたいかのようだが、人それぞれだろう。ましてや挑戦している相手に掛ける言葉ではない。
「その怒りもあって諦めなかったことはいい思い出です」
見下されても女性は諦めず、今年、保育士試験に合格したそうだ。転職した現在は、「学童保育所の主任」として働いているという。
女性は、かつての主任を反面教師にしているかもしれない。保育現場の人材不足が叫ばれる昨今、資格以上に求められるのは、現場を円滑にする柔軟性と、共に働く仲間への敬意ではないだろうか。
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