『進撃の巨人』聖地大分・日田市で外国人客が急増 インバウンド12倍増、経済効果は17億円超 期間限定イベント「進撃の日田フェスタ」開催中
大人気漫画『進撃の巨人』の作者、諫山創さんの出身地として知られる大分県日田市。現在、同作とタイアップした新たなイベントが開催され、世界中のファンから注目が集まっています。
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等身大エレンがお出迎え
世界累計発行部数が1億4000万部を突破した『進撃の巨人』。今年1月から劇場版完結編のリバイバル上映が全国で始まり、いまも高い人気を誇っています。
(北海道・観光客)「最近アニメを見返して来ました。作者の思いも知ることができるようになっているので、すごくおもしろいです」
街の魅力を発信しようと、去年12月から新たに始まったのが「進撃の日田フェスタ」。拠点となる「道の駅水辺の郷おおやま」では、休憩スペースが作品一色に彩られ、併設するミュージアムには主人公・エレンの等身大フィギュアが登場しました。
(香港・観光客)「好きなのはリヴァイ兵長とエレン」(台湾・観光客)「感動しました。泣きたいぐらいです」
遊び心あふれる限定バーガー
食の面でもファンを楽しませています。
道の駅にあるカフェでは、ファンにはたまらないオリジナルハンバーガー(2300円)が新登場。パッケージは作中の巨大な壁「ウォール・マリア」をイメージし、超大型巨人が覗き込む遊び心あふれるデザインです。100%ビーフのパティにイタリア野菜「フリアリエッリ」を使用。食べ応えのある一品です。
(高橋宏明記者)「肉々しいビーフパティの味わいがまず感じられて、そのあとにイタリアの野菜が少しほろ苦いんですけど、絶妙にマッチしてとてもおいしいです」
また、サッポロビール九州日田工場敷地内にある「進撃の巨人 in HITA ミュージアム ANNEX」では、作中屈指の人気キャラ・リヴァイの等身大フィギュアや、名シーンの作画が展示されています。
水辺の郷おおやま 森繁基副店長:
「普段でしたら例年来場者が少ない時期ではあるんですけど、フェスタを目当てに来る方は多いです。定期的にこういったイベントを継続していくことで、日田の観光に長く貢献できると思っています」
経済効果は17億円超、インバウンド需要も12倍に
江戸時代の街並みが残る豆田地区では「謎解きイベント」も開催。参加者は専用アイテムを購入し、その指示に従って市内中心部をめぐります。
(宮崎・観光客)「いろいろ調べていたら謎解きイベントがあったので、やってみたいと思いました。観光めぐりができるのでおもしろいです」
日田市内では、これまでも銅像を設置するなど作品とのコラボを推進し、その経済効果は2024年で17億9000万円と試算されています。特に外国人宿泊客数は9万6000人を記録し、2021年と比べて12倍以上に増加しています。
観光関係者はイベントをきっかけに豆田地区をはじめ、伝統的なスポットにもファンの足が向き、新たなにぎわいづくりにつながればと期待を寄せています。
日田市観光協会 武内雅宣さん:
「豆田町も楽しめ、観光も楽しめて良かったという言葉はたくさんいただいています。何度も足を運んでもらうためには、どんどん新しいことを提供していかないと、お客さまも楽しめなくなってしまいますので、今後も新しいことをやっていこうと計画しています」
完結後もなお多くの人々を惹きつける『進撃の巨人』。作品とコラボした継続的な取り組みが、日田市をさらに活性化していきそうです。
