XFN通信によると、ファウンドリー(半導体受注生産)世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)は、同社株の約16%を保有する大株主の蘭電器大手フィリップスに対し、保有株の一部、または、全株をTSMCに売却するよう協議を進めていることを明らかにした。TSMCは、余剰資金を効率的に使用するため、フィリップスから自社株を買い戻し、1株当たりの価値を高めることで、株主還元を行いたい考えだ。

  台湾の半導体業界では、競合のUMCが、台湾で過去最高といわれる約574億台湾ドル(約2100億円)の減資を実施し、1株当たり3台湾ドルを株主に払い戻すと発表しているが、TSMCは、減資について、現在は検討していないものの、将来、行う可能性は否定しないと指摘している。【了】