【日本代表の最新序列】驚きの14人入れ替えでメンバー刷新!初招集7人の起用法は? 最も悩んだのが“総替え”の…
すでに本大会の切符を手にしている森保ジャパンは、なんと3月シリーズから14人を入れ替え。予想以上に多くの主力組の招集を見送り、7人を初選出した。
スカッドがガラリと変わり、どのポジションでプレーするのかが分かりづらい選手もいるものの、最終予選で採用している3−4−2−1システムで、現状の序列を考えてみた。
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最終ラインは、左の町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)は堅い。あとは予測が難しいが、初スタメンだった前回のサウジアラビア戦で好プレーを見せた高井幸大(川崎フロンターレ)が右の先発で、選外となった板倉滉(ボルシアMG)に代わる中央を、瀬古歩夢(グラスホッパー)と渡辺剛(ヘント)で争う構図か。
持ち上がりが特長で初招集の鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)は、クラブで主戦場の左CBに配した。関根大輝(スタッド・ドゥ・ランス)は手薄な右ウイングバックと予想したが、右のCBでプレーする可能性もある。
ダブルボランチはキャプテンの遠藤航(リバプール)が軸なのは言わずもがな。常連の守田英正(スポルティング)と田中碧(リーズ)が不在のなか、相棒候補は佐野海舟(マインツ)か。1年目のブンデスリーガで全試合にスタメン出場し、走行距離リーグ1位、デュエル勝利数4位をマークした実力を発揮する時がようやくやってきた。
10、11、3月はピッチに立てなかった藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)にも必ず出番はやって来るだろう。シャドーやサイドでもプレーできる佐野兄弟の弟、航大(NEC)と、守備力に定評がある185センチの大型ボランチ・熊坂光希(柏レイソル)は初キャップを刻めるか。
最も悩んだのが右ウイングバックだ。堂安律(フライブルク)、伊東純也(S・ランス)、菅原由勢(サウサンプトン)が全員呼ばれず、総替えとなったからだ。誰が最上位なのかは現時点では判断しかねるが、前述した関根と、同じパリ五輪出場組の平河悠(ブリストル・シティ)が争うと見る。前者は右SB、後者はサイドアタッカーで全くタイプが違うため、コンディションや対戦相手、他との組み合わせで先発を決めるだろう。
最年少の18歳でサプライズ選出された佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)も、展開次第ではこのポジションで出場機会を得られるかもしれない。
三笘薫(ブライトン)や前田大然(セルティック)がいない左ウイングバックは、リーグ・アンで11ゴールを挙げた中村敬斗(S・ランス)がスタメン候補。両サイドができ、クラブでは2列目でゴールを量産している復帰組の森下龍矢(レギア・ワルシャワ)もここで起用されるか。ベンチ外が続いている38歳の長友佑都(FC東京)にも、いよいよ二次政権初出場のチャンスが回ってくるかもしれない。
軸だった南野拓実(モナコ)を欠く2シャドーは、もちろん久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田大地(クリスタル・パレス)が1番手。フライブルクへの移籍が決定した鈴木唯人(ブレンビー)が2番手格か。
ともに初招集の三戸舜介(スパルタ)と俵積田晃太(FC東京)は、自慢の打開力を発揮する機会を掴めるか。中村、佐野航、平河、佐藤らもシャドーで起用される可能性はある。
1トップは、上田綺世(フェイエノールト)も小川航基(NEC)も前田もいないなか、ブンデスリーガで11発の町野修斗(ホルシュタイン・キール)が軸となりそう。故障離脱がありながらイングランド2部で二桁得点の大橋祐紀(ブラックバーン)と、パリ五輪代表のエースだった細谷真大(柏レイソル)も含め、誰がゴールという結果でアピールできるか。
勝敗とテスト、どちらに比重を置くかで起用法は変わってくるだろう。ただ、招集したからには、できるだけ多くの選手を試してほしい。ワールドカップ出場権を確保していないオーストラリアとインドネシアはそれこそ死に物狂い。そんな相手と腕試しをできる機会は、滅多にないからだ。
文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
