ソフトウェアエンジニアのEli Lipsitz氏が、ゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンスのカートリッジを差し込めるハンドヘルド端末「GAME BUB」を製作しました。設計図等はGitHubで公開されています。

Game Bub: open-source FPGA retro emulation handheld | Eli Lipsitz

https://eli.lipsitz.net/posts/introducing-gamebub/

Game Bub demo - YouTube

「GAME BUB」の見た目はこんな感じ。



裏面にゲームボーイアドバンスのカートリッジを挿入することができます。



ゲーム画面は正面のディスプレイに映し出されます。本物のゲームボーイアドバンスのディスプレイの解像度は240x160ピクセルだったので、Lipsitz氏はその整数倍のディスプレイを探し回り、最終的に320x480ピクセルのディスプレイを横向きに取り付けることで解決しました。



ゲームボーイとゲームボーイカラーのカートリッジも挿入できます。ゲームボーイアドバンスのカートリッジとは違い、これらのカートリッジにはノッチ(切り欠き)がないため、ノッチの有無をGAME BUBが検出してゲームの起動プログラムを切り替えています。



ゲーム画面はこんな感じ。



物理カートリッジだけでなく、microSDカードに保存したROMファイルを読み込むことでエミュレーターを利用してのゲームプレイも可能。



通信ケーブルにも対応していて、本物のゲームボーイアドバンスと接続してマルチプレイヤーゲームを楽しむこともできます。



そのほか、振動モーターも搭載。



加速度計とジャイロスコープも搭載しているため、これらの機器を必要とする「まわるメイドインワリオ」等のゲームも遊ぶことができます。



Lipsitz氏は回路をFPGAで設計。シェルはカスタム設計が可能で、クリアケースにコンポーネントを収納することもできます。



専用のドックを使えばHDMI出力が可能です。



このほか、充電式バッテリーを備えているのも特徴です。Lipsitz氏は「可能な限り既製部品を使用し、コストと複雑さを最小限に抑えること」「一体型ディスプレイとスピーカー、ヘッドホン対応」「人間工学に基づいた美しいデザイン」等を考慮してGAME BUBを開発しており、将来的にはWi-Fiなど他のシステムにも対応させるという目標を掲げています。