王船の開眼式に臨む関係者ら=屏東・東港の東隆宮で2023年7月24日、中央社記者李卉婷撮影

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(屏東中央社)南部・屏東県東港の宗教施設「東隆宮」で24日、3年に1度催される伝統行事「東港迎王平安祭典」で使用される法器「王船」の開眼式が行われた。王船は木造で、5カ月をかけて完成した。災難払いや厄除けの願いが込められ、来年の祭典で燃やされる。

祭典は旧暦9月に8日間にわたって開催され、神様を迎えいれる「請王」やみこしが町を練り歩く「迎王」などの儀式が行われる。神様が乗る王船を燃やす儀式は最終日に営まれ、船が盛大に燃える様子を一目見ようと、毎回大勢の見物客が集まる。

王船の建造は地元の造船職人82人がボランティアで担った。昨年11月末に工事に着手し、今年4月に完成した。船体の建造に3カ月、絵付けに2カ月が費やされた。建造費は1200万台湾元(約5400万円)に上った。

東隆宮の関係者は、開眼式は祭典が間もなく始まることを象徴していると話した。

(李卉婷/編集:荘麗玲)