発がん性物質が検出されたコストコが販売のチーズ(食品薬物管理署提供)

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(台北中央社)会員制量販店「コストコ」が米国から輸入し、販売したモッツァレラチーズから発がん性物質のエチレンオキシドが検出されたことが分かった。衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は12日、計約914キログラムのうち、約139キログラムを回収したと明らかにした。

コストコが米国から輸入したモッツァレラチーズを巡っては、先月18日、水際検査でエチレンオキシドが検出され、約457キログラム全てが積み戻しまたは廃棄処分となった。これを受け、コストコが別の時期に輸入した賞味期限内の同商品を検査したところ、エチレンオキシドが検出された。

同商品はこれ以外に今年1月以降7ロット、約4798キログラム分が輸入されたが、いずれもすでに賞味期限が切れている。

同署林金富副署長は定例会見で、食品安全衛生管理法の規定により、エチレンオキシドは台湾の食品に含まれてはならないと強調。すでにコストコに対して回収と廃棄処分を命じたと説明した。

またコストコが輸入するチーズ関連商品については、抜き取り検査の割合を20〜50%に引き上げたと明かした。今後は高雄市政府衛生局が関連法に基づき、コストコに対して6万台湾元(約27万円)以上、2億元(約9億円)以下の過料を科すとした。

(沈佩瑤/編集:齊藤啓介)