シント=トロイデンでプレーする香川真司【写真:Getty Images】

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昨年11月に慢性的な痛みを抱え離脱、今年に入って出番なしの状況に

 ベルギー1部シント=トロイデンでプレーする元日本代表MF香川真司の去就について、ベルギーメディアは所属クラブを退団すると報道。

 今後はJリーグへ復帰する可能性も伝えられている。

 現在33歳の香川は2010年にセレッソ大阪からドルトムントに移籍。ユルゲン・クロップ監督の下、加入1年目の10-11シーズンにチームのブンデスリーガ制覇に貢献すると、翌11-12シーズンにはリーグ連覇を経験した。

 12年夏にはイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、14年にドルトムントへ復帰。その後はトルコ1部ベシクタシュ、スペイン2部レアル・サラゴサ、ギリシャ1部PAOKテッサロニキを渡り歩いた。

 2022年1月からはシント=トロイデンに加入。今季は開幕からスタメンに定着していたが、昨年11月に慢性的な痛みを抱えていた足の手術を受けて戦線離脱していた。

 今年に入って出番がない香川の去就について、ベルギーメディア「HBVL」は加入から1年でシント=トロイデンを退団すると報道。今後の動向に関して、具体的クラブ名こそ挙げられなかったものの「日本のJリーグへ復帰」と伝えている。

 昨年1月のシント=トロイデン加入会見で、Jリーグ復帰も考えたことを明かしつつも、「サッカー選手として成長し続けたい」という思いから欧州移籍を選択した香川。欧州クラブを転々としてきたアタッカーの日本復帰は実現するだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)