蔡総統、セントルシア首相を歓迎 「領域超えた交流の強化に期待」

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は29日、北部・台北市の総統府で中華民国(台湾)と外交関係を持つカリブ海の島国、セントルシアのフィリップ・ピエール首相と面会し、領域を超えた交流や協力の強化に期待を寄せた。

台湾とセントルシアは1984年に国交を樹立したものの、97年に断交。2007年に国交を回復した。総統府では蔡氏や頼清徳(らいせいとく)副総統らがピエール氏を出迎え、国軍が19発の礼砲を撃って敬意を示した。

蔡氏はセントルシアについて、民主主義と自由の普遍的価値を共有していると強調。国際情勢や台湾とセントルシアが関心を払う気候変動などの問題で意見交換し、世界経済復興のチャンスをつかみ、人民のため、共にさらなる福祉の拡充を図りたいと語った。

ピエール氏はセントルシアが新型コロナウイルスや洪水の被害に直面した際に、台湾が多くの人道・物資支援を行ったことに言及。両国はいずれも気候変動の危機に瀕し、気候変動は島国の存亡を脅かしていると語り、引き続き協力すべきだと語った。

また蔡氏の指導力や台湾の政府と人々による15年間の友好に感謝を表明。関係が長く続くことに期待を示した。

(温貴香/編集:齊藤啓介)