上田桃子は無念のV逸 偉業達成にも笑顔はなかった(撮影:佐々木啓)

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<TOTOジャパンクラシック 最終日◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>
3日目を終えて単独首位に立っていた上田桃子。大会3勝目に向けて、この日も出だしの1番でバーディを奪う好スタートを切った。しかし、後半の11番でバンカーから“ホームラン”でダブルボギーを叩くなど失速。トータル12アンダーの5位タイで大会を終えることとなった。
ホールアウト後には悔しさから目を潤ませた上田。「うーん」となかなか口を開くことができない。その後、「いいスタートを切れたと思うのですが、自分が思うようなゴルフができなかった。それを考えてトライしていたけど…」と絞り出すように振り返った。
米ツアーという舞台に対して、プレッシャーはなかった。「感じてはいなかったですが、思うように体が動いてくれなかったですね…。自信を持ってできなかった」と前日までのように胸を張って戦うことができなかった。
「収穫はないですね」と続ける。「こういう優勝争いは何度もやっている。新たに感じることは少ない。同じミスを繰り返している。まだ成長できていない、克服できていない。何年も同じだな、という現実を感じた」と声を詰まらせる。
今大会は月曜日のドル円のレートで賞金が決まるため確定ではないが、これで生涯獲得賞金10億円を突破することが濃厚となった。日本勢としては不動裕理、横峯さくらに続く3人目。海外勢を入れれば7人目となるが、「意識したことはないので…」と偉業達成にも笑顔はなかった。(文・秋田義和)
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