台湾から日本に「リベンジ旅」へ コロナで人材流出、薬店減など変化も=11日、台北松山空港で撮影

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(台北中央社)台湾と日本間で観光往来が再開した。日本はコロナ前、最も人気の旅行先だったことから、日本への「リベンジ旅行」が殺到する見込みだ。一方、旅行業者はコロナ後の日本の変化について、観光人材の流出やドラッグストアの減少などを指摘した。

2019年の統計では、海外旅行者の3〜4人に1人は日本に行っていたことになる台湾。旅行大手、ライオントラベル(雄獅旅遊)の頼一青(らいいっせい)総経理(社長)は中央社の取材に対し、日本へのツアーには先月下旬から今月上旬にかけてすでに3000人超から申し込みがあったと明かした。

申し込みがあったのは、来月〜来年1月の紅葉狩りや温泉、スキー、年越しなどのツアーで、特にスキーが人気だという。価格は以前より3割ほど高いものの、1週間で約700人が申し込んだ。

ただ、コロナを経て日本にはさまざまな変化が見られるようになった。頼氏は東京支社からの情報を基に、観光業、サービス業の人材の大量流出を挙げた。量販店では華語(中国語)を話せる店員はほとんど見られなくなり、免税手続きも不慣れで待ち時間が長くなっているという。

コロナ前には至る所にあったドラッグストアも減り、買い物には出発前の予習が必要になったと頼氏は指摘した。

また、東京や大阪など大都市へのアクセスは徐々に回復しているものの、それ以外の都市へのアクセスはまだ回復しておらず、旅行会社にとってはチャーター便の計画が難しい状況だという。その上で、個人旅行客は大都市に集中することになるとの見方を示した。

(江明晏/編集:楊千慧)