「人生のなかの1つのチャレンジ」 西村優菜が年末の米ツアー予選会参加を明言、“盟友”も刺激に
西村優菜が、来季の米国ツアー挑戦の意思を自らの口で話した。現地11日(日本時間12日)が締め切り日となった、12月にアラバマ州で行われる来季出場権をかけた最終予選会(Qシリーズ)へのエントリーを明言。「いろいろな意見があるとは思うんですけど、自分の人生。自分が挑戦したいと思った時に行かないと」と未来を見据えた。
今回の挑戦は、大目標に掲げる「海外メジャーでの優勝」を実現させるためのもの。「海外で技術を身につけて、強くなって、また日本に帰ってきてプレーしたいというのが自分のプランにある。それもあって、早い方がいいかなと思いました」と、22歳というタイミングでの決断理由を話す。行くことが前提ながら悩み抜き、先週のうちにエントリーを済ませた。
今季開幕前から「海外メジャーへの出場」に意欲を燃やしてきた。その結果、6月の「全米女子オープン」、7月の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」、8月の「AIG女子オープン」と3試合をプレー。エビアンでは15位という成績も残したが、こういった経験も決断を後押しした。
さらに、同級生で、ジュニア時代から切磋琢磨を続けてきた古江彩佳が海外でプレーする姿も刺激になった。「海外の試合でえってぃ(古江)がすごく楽しそうだった。『高いレベルでやれることが楽しい』ということを本人も言っていたし、プロとしては夢のようなこと。それがすごくうらやましかった」。世界ランク(現在は42位)により最終予選会から出場できることもプラスに働く。
ここからは予選会突破を目指す日々が始まる。2週間をかけ、計144ホールをプレーするタフなQシリーズは、まず45位までがツアーカードを手にする。しかし、そのうち20位までに入らないとトップカテゴリーへの出場は多く見込めず、さらに20位よりも1位のほうが開幕時の優先出場順位は高くなる。1週目と2週目の間には足切りも行われる“サバイバルレース”に身を投じるが、「後半戦に入って、少しずつでき上がってきている部分もある。去年よりは成長した形でチャレンジできそう」という自信も芽生えてきている。
「富士通レディース」開幕2日前となった12日には、同じく予選会挑戦を明言している勝みなみとともに練習ラウンドを行った。笑い声の絶えないラウンドだったが、そこで勝に受験を決めたことも報告した。「ワクワクとドキドキが半々。挑戦者の気持ちで、人生のなかの1つのチャレンジだと思いたいです」。国内最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を終えた後、来季の主戦場をかけて米国へと向かう。
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