上原彩子は大一番を迎える(撮影:ALBA)

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<LPGAメディヒール選手権 事前情報◇5日◇サティコイクラブ(米カリフォルニア州)◇6635ヤード・パー72>
昨年7月から今年8月までのおよそ1年2カ月間、体調不良のためツアーを離脱していた上原彩子が、来季の出場件獲得に向けていよいよ大詰めを迎えようとしている。
ツアー離脱前に稼いだポイントに今季分を加えたものがどの順位に入るか。上原の計算によれば、あと50ポイントほどの獲得で、ひとまずは安泰といえそうだ。
ツアーの出場には複数のカテゴリーがあり、ポイントランキング80位まではフルシード。そして、同81〜100位までは準シード扱いだが、かなりの試合数に出場可能となる。「100位に入るには50ポイントくらい必要で、おそらくトップ15、できればトップ10に入りたい」と、シーズンひと区切りとなる今大会で一発逆転を目指す。
ここでポイントレースをおさらい。各大会の優勝者は500ポイントを獲得。10位で75ポイント、15位で55ポイントが与えられる。つまり上原が来季も出場するためには、今週の目安が15位内となるわけだ。
そんな瀬戸際とはいえ、「何かを変えようとは思わない。目の前の一打一打に集中するだけです」と結果は考えない。「どの選手も勝つためにここに来ているので、そこに重点を置きながら」と、もちろん見据えるのは米ツアー初優勝には違いなく、ポイントやシード権のことはひとまず後回しだ。
3週前の「ポートランドクラシック」では初日に首位発進し、ホールインワンも達成するなど流れは決して悪くない。来季のスケジュールを確定させる戦い。不規則なポアナ芝によって左右されるため「グリーン上の勝負になる」と臨む6連戦目。なんとしても結果を出してみせる。(文・高桑均)
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