舩木のさらなるブレイクにも期待がかかる photo/Getty Images

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J1第19節でセレッソ大阪は川崎フロンターレと対戦。1点を先制されるものの、後半に2ゴールを決めて逆転勝利を手にした。この試合で同点ゴールとなる2試合連続得点を記録したのが舩木翔だ。

1点ビハインドの59分に待望の同点弾が生まれた。中央左の後方からのFKを鈴木徳真が蹴ると、舩木が頭で合わせてゴールネットを揺らす。昨季J1王者相手に同点弾を奪い、逆転勝利への光を灯した。

川崎に同点ゴールを決めた舩木は、前節の清水エスパルス戦でもCKからヘディングで貴重な同点弾を決めている。頭での2戦連発弾がC大阪に勝点を手繰り寄せる大きな得点となっている。

2017年のトップチーム昇格から6年が経ち、24歳となった舩木。C大阪ではこれまで5試合の出場にとどまり、2020年はジュビロ磐田、2021年はSC相模原へと期限付き移籍するも、絶対的なレギュラーにはなり切れなかった。そんな中で迎えた今季、与えられたチャンスでしっかり結果を残してチームの力となり、左サイドバックとして先発出場を続けJ1で6試合2ゴールを記録。ここでつかんだ自信を武器に、C大阪で欠かせない存在へと成長していく。