日本では考えられないことだが、中国では公園や公衆トイレが比較的最近まで有料だった。今ではほとんど無料で利用できるが、北京にある日本にまつわる公園は、今でも入園料を取っているそうだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では考えられないことだが、中国では公園や公衆トイレが比較的最近まで有料だった。今ではほとんど無料で利用できるが、北京にある日本にまつわる公園は、今でも入園料を取っているそうだ。しかも、0.2元(約4円)という安さもあって、珍しがられているという。中国メディアの百家号は23日、北京にある「入園料が0.2元の公園」を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、この公園はいろいろな意味で変わっているが、特に入園料0.2元という微々たる金額がネットで話題になっていると紹介した。物価が上昇した中国では今どき1元未満の硬貨で買えるものはないので、0.2元という入園料が珍しいのは当然だろう。安いというのは利用者にとって歓迎すべきことではあるが、そこまで安いなら「なぜいっそのこと無料にしないのか」と不思議がられているようだ。

 この公園は、北京にある「双秀公園」で、中国には珍しく日本庭園がつくられている。日中の文化友好交流の一環として建てられたとされ、写真も掲載しているが日本の伝統的な庭園そのものだ。

 記事はこの0.2元という入園料について、「わずかでもお金を払うことで他にはない神秘的な感じが出る」ためではないかと伝えている。毎日通えるほど安く、今はモバイル決算できるので小銭を用意する必要もないので何も困らないと、好感を持っているようだ。

 「無料にはせず0.2元取る」ことの、本当の理由は分からないが、そのおかげでこの公園が中国人の間で話題になっているのは確かなようだ。また、日本庭園がこのようにきれいな状態で残されているというのは、日本人にとっても歓迎すべきことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)