【日本代表レポート】前川黛也 アジア初制覇の父のプレーは「見たこともない」
今回初招集された前川黛也は、日本が初めてアジアカップで優勝した1992年大会のときのGK、前川和也氏を父に持つ。ところが前川は父の日本代表の試合を「ビデオを見たこともない」という。
「物心ついたのは引退間際ぐらいで、代表の試合(での父親のプレー)は特に記憶もないです。ビデオも見たことがないですね」
そして「父は日本代表で(国際Aマッチに)17試合出ていますから、そこを越えていきたいですし、それで父の息子ではなく前川黛也として認めてほしいと思っています」と意欲を見せた。
だが前川に気負ったところはない。他のGK2人に比べると笑顔でトレーニングに取り組む姿が目立つ。その点について前川は「サッカーは楽しくやるものだ」と、「非常にレベルの高い中でプレーできている喜びと、日々の練習や試合からサッカーを楽しむという取り組みの1つとして笑顔でプレーしています」のだと、この日もにこやかに報道陣に対応していた。
【テキスト:森雅史/日本蹴球合同会社】
「物心ついたのは引退間際ぐらいで、代表の試合(での父親のプレー)は特に記憶もないです。ビデオも見たことがないですね」
そして「父は日本代表で(国際Aマッチに)17試合出ていますから、そこを越えていきたいですし、それで父の息子ではなく前川黛也として認めてほしいと思っています」と意欲を見せた。
【テキスト:森雅史/日本蹴球合同会社】