強風でも飛べるドローン、揺れの角度3分の1程度に
2・4キログラムのドローンに搭載するCMGは1キログラム。CMGを搭載することで、ドローンのプロペラで対応できない細かい姿勢制御を行い、5ヘルツの揺れにまで対応できる。ドローンのみの場合、1ヘルツの揺れには対応できるが、それ以上の揺れには対応できなかった。研究グループはドローンとCMGの運動に関する複数のパラメーターを同時制御するプログラムを開発し、安定的な飛行を実現した。
開発費は約500万円。ドローンは飛行方向に対し、ピッチング(前後)、ローリング(左右)、ヨーイング(回転)に関する運動を同時制御する必要がある。今回はピッチング角の揺れにのみ対応しているが、2020年3月末までにローリング角を加えた2軸方向で制御できるドローンを開発する。振動するモーターをドローンに取り付け、CMGで揺れを相殺する実験を実施したい考え。
大内研究院客員教授は「ドローンのみでは毎秒15メートルの風での飛行が限界とされている。それ以上の風速の中での飛行を実現したい」と実用化に向けた取り組みを進める。
