CLの舞台で躍動している南野。(C)REUTERS/AFLO

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 日本代表FWの南野拓実が、世界最高峰の舞台で躍動している。
 
 チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ。レッドブル・ザルツブルク所属の南野は、6−2で大勝した1節のヘンク戦で2アシストを記録すると、惜しくも3−4で敗れたが2節リバプール戦でも1ゴール・1アシストと大車輪の活躍を見せたのだ。
 
 ここまでの計3アシストは、リバプールのロベルト・フィルミーノ、同じレッドブル・ザルツブルクのファン・ヒチャンと並び、なんと大会トップタイの成績だ。まだ2節を終えた段階とはいえ、特筆すべき成績だろう。
 
 しかも南野は、過去4年はいずれも予選で敗れていたため、CLの本選は今シーズンが初出場。欧州中の王者が一堂に集い、今や誰もが認める世界最高レベルのコンペティションであるCLで、日本人アタッカーがいきなりここまで活躍するのは極めて稀だ。
 
 CL初年度の成績で見れば、ドルトムント時代の香川真司は6試合で1ゴール(11−12シーズン)、CSKAモスクワ時代の本田圭佑は4試合で1ゴール・1アシスト(09−10シーズン)。過去に同じ条件で大きな衝撃をもたらした日本人では、セルティック時代の中村俊輔が思い浮かぶ。06−07シーズンにマンチェスター・Uからの直接FK2発を含む2ゴール・3アシスト(8試合)を記録している。その中村も最初の2試合では1ゴール・1アシストだった。
 
 すでに当時の中村と同等、最初の2試合限定なら上回る成績を残している南野。この活躍で相手のマークが厳しさを増すのは間違いないが、期待が膨らんでいるのは間違いない。3節のナポリ戦(10月23日)、4節のナポリ戦(11月5日)、5節のヘンク戦(11月27日)、6節のリバプール戦(12月10日)と続くCLでどんなパフォーマンスを見せるのか。要注目だろう。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部