髪の色や髪型などで、学校から「校則だからダメ!」と言われたことはありませんか? 3月27日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」では、RYUCHELL(りゅうちぇる)さん をゲストに迎え、『この髪ダメですか?』をテーマにリスナーから自身のエピソードや意見を募集しました。
校則に「納得できない」という10代の声と、パーソナリティのとーやま校長 、あしざわ教頭と、RYUCHELLさんの言葉を紹介します。

左からあしざわ教頭、RYUCHELLさん、とーやま校長



この日は、『この髪ダメですか?』 https://www.tfm.co.jp/lock/2019/schoolhair/をテーマに“髪型にまつわる悩み”やエピソードをリスナーから募集しました。
今回のテーマは、P&Gのヘアケアブランド「パンテーン」が、学生の髪型に関する学校校則を考える「#この髪どうしてダメですか」キャンペーンとのコラボ企画によるもの。校則、髪色、天然パーマ、挑戦してしまった個性的な髪型の話……リスナーのさまざまな悩みにRYUCHELLさんが答えました。

*  *  *

とーやま校長:RYUCHELL先生は学生時代を振り返って、髪の毛のことで悩んだことや不満に思うことはありました?

RYUCHELL:僕の通っていた高校は校則がゆるくて、バチバチに金髪に染めたりしていました(笑)。でも、入学式とか始業式、卒業アルバムの撮影とかでは、黒染めしてこいって言われるのでそれは不満でしたね。

とーやま校長:「なんでそこのタイミングだけ?」って思いますよね。

RYUCHELL:先生からは「個性は伸ばしてあげられるけど、全てが個性といったら歯止めが効かなくなるから」みたいなことを言われて。なんかモヤモヤした気持ちになりましたね。

とーやま校長:ルールの中で楽しまないといけないけれども、そこから外れることを許してしまうと不都合が起こるから……ってことなんですかね。

RYUCHELL:校則があることはわかって入学はしているけど、なりたい自分になれないっていうのがその時はすごく嫌でしたね。

RYUCHELLさん



――茶髪はダメですか?
【生まれつき茶色の髪なのに「黒髪に染めなさい」って言われたんですけど、天然の茶髪ってダメなんですか?(16歳男性)】

RYUCHELL:でも地毛なんでしょ? 黒染めするにもお金がかかるし……。僕は沖縄出身で、ハーフの子とかすごく多かったんですよ。僕の学校はゆるかったけど、違う高校のハーフの子は地毛なのに学校の先生に注意されて悩んでいる子がめちゃくちゃいたんです。髪の毛で大げさって思う方ももしかしたらいるかもしれないけど、自分を否定されている感じがするよね。
例えば、プールをめちゃくちゃ頑張っていた子が、プールの塩素でちょっと茶髪になっちゃったみたいなこともあるじゃないですか。努力の証じゃんって思っちゃうけど……。ドライヤー焼けで茶髪になることもあるけど、自然乾燥ってすごく頭皮に悪いのにどうしたらいいのって思います。校則っていう言葉一つで言いくるめればいいと思っちゃっているあたり、すごいイヤですね。

――髪ゴムの使用本数が決まっているって何?
【私の髪色は黒ですが、中学に入学したときに髪の毛を3本の髪ゴムを使って縛ったところ、校則違反だからその場で取れと言われました。確かにうちの中学は髪型二つ縛りまでで三つ編みも禁止ですが、髪ゴムの数ぐらいどうでもいい気がします】

とーやま校長:3つ以上がダメってこと?

あしざわ教頭:そういうことじゃないですかね。なんかよく分からないルールですね。

とーやま校長:誰がどうやって決めたんですかね? じゃあ、なんで2つはいいのかな(笑)。

RYUCHELL:そう! それ!

――なぜ長すぎるとダメなの?
【電話相談:ヘアドネーションのために伸ばしてきた髪の毛を、なぜ校則のために切らないといけないのかわかりません。(15歳女性)】

RYUCHELL:ヘアドネーションって何?

リスナー:病気とかで髪が抜けてしまった人に、人間の髪の毛でウィッグを作ってプレゼントする活動のことです。

とーやま校長:ヘアドネーションのことは、先生に伝えているんだよね? それでも、切らないといけないの?

リスナー:はい。(髪の長さが腰くらいまであり)中学の時は「長すぎる!」って先生から何回も言われて、ちょこちょこ切っていたんです。(春から高校生になるので)どうしたらいいか……。

RYUCHELL:長いのがダメなの? 髪の毛をロングにして華のJKを楽しみたいっていう子も全然いるし、高校生になったら髪を伸ばす子もいるだろうから、髪が長いだけで校則違反って言われるのはびっくりだな。

とーやま校長:“これまで、ずっとダメだったからダメなんだ”、っていう理論なのかなって僕は思っちゃうんですけど。

RYUCHELL:そうですね。自分から誰かのためになりたい、って思って決意したわけだから、自分でやり遂げることに意味があるものだと思うし。邪魔するって言ったら大げさかもしれないけど、校則で禁止されちゃうのは悔しいですよね。

とーやま校長:俺はヘアドネーションという言葉を恥ずかしながら初めて聞いたんだけど、こういう活動を通して病気の人にウィッグを提供している人がいるんだっていうことを、みんなにもっと知ってほしいなと思う。
俺みたいに初めて聞いたっていう人もたくさんいると思うから、説明をしていけば入り口のドアが開いて高校でも話ができると思う。

RYUCHELL:先生も初めて聞いたとしても、「校則だから」で終わらせるんじゃなくて、しっかり調べて生徒に寄り添う態度を見せて欲しくないですか。調べたあとどう判断するかは先生次第だけど、ちゃんと生徒に寄り添おうとしたところを見せてくれたらそこで愛を感じるっていうか……。僕も、ただ校則だから(ダメ)って言ってくる先生と、僕が社会に出た時とかのことを考えて言ってくれている、怒られているんだけど愛をちゃんと感じる先生がいたんですよ。だから、先生にはそういう風に寄り添って欲しいなあ、とはすごく思います。

あしざわ教頭:まず、キャッチボールがないとダメですよね。

RYUCHELL:そうそう!

今回の放送を通してあしざわ教頭は、「なぜダメなのか、みんなで考える時間がどうしてないのかなって思います」と話し、RYUCHELLさんは「学生時代に先生から、『そんな言葉遣いをしていたら、どんなにいい人で優しくてお仕事ができても(悪い印象に)判断されちゃうよ』って言われたことがあるんです。だから、言葉遣いはすごく大切にしようと思っていたけど、“見た目では、この人の人間力はわからない”っていう出会いがいっぱいあったんです。だから、(今回話したような)校則は正しいのかな、って思う人が一人でも多くいたらなって思いました」と感想を伝えました。

最後に、あしざわ教頭は「今、パンテーンさんは生徒たちの個性の尊重について考えるきっかけを作りたいという想いからTwitterで「#この髪どうしてダメですか」という疑問を投げかけています。今夜の授業を通じて、感じたことや思ったことなど、ぜひ「#この髪どうしてダメですか」をつけて、みんなもTwitterで発信していってほしい!」と話しました。

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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長、あしざわ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/