新垣結衣さんと松田龍平さんが主演のドラマ『獣になれない私たち』(日テレ系)が12月12日、最終回を迎えた。同ドラマは初回から晶(演:新垣結衣)が務めるECサイト制作会社がブラック企業っぷりが話題になっていた。

しかし最終回で晶が社長に言い放った言葉にツイッターでは「もっとたくさんの人がこれを言えるようなそんな社会になって欲しい」と共感の声が相次いだ。

「私は社長の下で働く人間です」「自分を殺して本当に死んでしまう前に辞めます」

前回放送では、「やる気がない」と大声で怒鳴りつけるワンマン社長の九十九(演:山内圭哉)に「やる気ってそんな凄いんですか?」「社長に逆らうと怖いから、面倒だから黙ってやり過ごしてる」など今までの鬱憤を晴らすように不満をぶつけていた。

晶をはじめ社員たちは今まで、常に大声で怒鳴られるなどパワハラを受けていた。しかし社長は「ほな辞めたらええ」「社員は替えがきく」という旨を返し、晶は謝罪をしてしまう。

そんな晶が、最終回では社長に向かって「社長が言う通り、社員は替えがききます。けど私たちにとっても上司は替えがきくんです」といい、怒鳴り声や矢継ぎ早の指示に「普通に話して欲しい」と伝える。

「お前らがボンクラなんじゃい」と憤る社長に、晶は「社長以外全員ボンクラなら、社長の言葉は社員の誰にも通じていないことになります」といい、その一方通行の関係がつらいと話す。

「私は社長の下で働く人間です。人間、人間だから嬉しかったり悲しかったり間違えたりもします。もう限界って思ったりもします。今までお世話になりました。自分を殺して本当に死んでしまう前に辞めます」

ブラック企業務めで過労死に至る人もいるが、精神的にギリギリの状況でなんとか踏みとどまっている人も多いだろう。晶の「自分を殺して、本当に死んでしまう前に辞めます」という言葉にツイッターでは、

「全ブラック企業に勤める皆さんに届いてほしい台詞だった……」
「もっとたくさんの人がこれを言えるようなそんな社会になって欲しいし、それ以上に誰もが自分を殺さないような世界になってほしい」

という声が相次いだ。また「過去に働いた職場と重なった あの時辞めて本当に良かった」「(辞めて本当によかったのかと思っていたけど)けもなれ観て自信でた」といった声も寄せられた。