放送作家の高須光聖、ある局を“出禁”になった過去を明かす
放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。6月10日(日)のゲストは株式会社ディー・エル・イー(DLE)の代表取締役、椎木隆太さんです。何度か一緒に仕事をしたことがあるという高須が、ソニー株式会社に新卒で入社した当時のエピソードから起業するまでを伺いました。
高須:椎木さんとは2010年くらいに初めてお会いしたんですけど、フラッシュアニメの「秘密結社 鷹の爪」をされている方だと知って、「えーなー。面白そうなことをやっているな」と思っていました。
椎木:僕は高須さんを紹介されて、放送作家の方って結構クセがあったり、意外と陰にこもっていたりするじゃないですか。社交的な放送作家の人ってあまりいないと思っていて……、でも高須さんには全く悪人の顔が見えず(笑)。
高須:(笑)。でも椎木さんも悪いところは見当たらないですよ。
椎木:椎木家の家訓は「感謝、謙虚、全力」なんです。それは自分が謙虚じゃない裏返しなんです。僕は元々自信満々に生きてきたので。
高須:椎木さんって(大学卒業後は)ソニーに就職されたじゃないですか。そのときはどんな感じだったのですか?
椎木:「慶應のトップ人材のオレが入ってきたから、ソニーも助かっただろ?」というくらい自信満々でした。
高須:でも悪いことじゃないですよね。“調子に乗っている”力ってありますもんね。
椎木:その後、起業したら「椎木くんの万能感はどこから来るの?」って言われました。すごく生意気だったんですけど、生意気なのを評価するのがソニーだったんですよね。しかも演じているわけではなく、本当に生意気だったんですけど(笑)。
――椎木さんは入社2年目でシンガポールに駐在、その後ベトナム・ハノイ支社長に就任し、売り上げをゼロから50億円にまで伸ばしたとのこと。帰国後はソニー・ピクチャーズでアニメを勉強、そして10年勤めたソニーを辞め、起業します。
椎木:その頃、ハリウッドでも「椎木とならやりたい」って言う人がいて。ハリウッドと日本を繋げられるのはオレしかいないんじゃないかと(笑)、生意気なままソニーは卒業しました。そして起業して、アメリカで日本の漫画を流行らせようと、週刊の漫画誌を作るアイデアを持っていろんな人に会いに行ったんです。そしたらちゃんと金や有名な漫画作品が集まるんですよ。
高須:おー!
椎木:それで「勝った! オレ、すげーな!」と思っていた矢先に、社長を突然解任されたんです。「もう椎木とはやれない」と。大失敗でしたね。あまりにもつらい過去なので、10数年間言えなかったんですけど。
高須:へー。でもそういうのは必要な分岐点ですよね。僕も28歳くらいのときに、「僕の企画は全部通る」と調子こいていた時期があったんです。で、ある特番があって「これが絶対面白い」と好き放題やったんです。そしたら僕、その局を出禁になったんです。まだテレビで無茶苦茶やっても怒られない時代に、「こんなものを面白いと思ってやっているのか?」と。僕は誰もやったことがないものをやるという頭しかなかったんですよ。でも今観たら、ひどすぎて観れたもんじゃないですけどね。
椎木:へえ。
高須:でもそんな大失敗をしないと、もう一度自分の企画を見つめ直すなんてことはないんですよね。「自分は面白いけど、人はどう思うかな?」ってちょっと考えるようになって、物の見方が変わったんです。“演者に負担をかけたらあかんな”って思うようになりましたね。演者は僕の企画をやってくれただけなのに、ボロカスに言われて。それは僕の責任なので申し訳なかったですね。椎木さんもそうですよね。部下がどう思うかよりも自分が面白いと思うことに突っ走るしかなかったんですよね。
椎木:そうですね。
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聴取期限 2018年6月18日(月) AM 4:59 まで
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【番組情報】
タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組HP:https://www.facebook.com/QUUSOOMEDIA/

椎木隆太さん(左)と高須光聖
高須:椎木さんとは2010年くらいに初めてお会いしたんですけど、フラッシュアニメの「秘密結社 鷹の爪」をされている方だと知って、「えーなー。面白そうなことをやっているな」と思っていました。
椎木:僕は高須さんを紹介されて、放送作家の方って結構クセがあったり、意外と陰にこもっていたりするじゃないですか。社交的な放送作家の人ってあまりいないと思っていて……、でも高須さんには全く悪人の顔が見えず(笑)。
高須:(笑)。でも椎木さんも悪いところは見当たらないですよ。
椎木:椎木家の家訓は「感謝、謙虚、全力」なんです。それは自分が謙虚じゃない裏返しなんです。僕は元々自信満々に生きてきたので。
高須:椎木さんって(大学卒業後は)ソニーに就職されたじゃないですか。そのときはどんな感じだったのですか?
椎木:「慶應のトップ人材のオレが入ってきたから、ソニーも助かっただろ?」というくらい自信満々でした。
高須:でも悪いことじゃないですよね。“調子に乗っている”力ってありますもんね。
椎木:その後、起業したら「椎木くんの万能感はどこから来るの?」って言われました。すごく生意気だったんですけど、生意気なのを評価するのがソニーだったんですよね。しかも演じているわけではなく、本当に生意気だったんですけど(笑)。
――椎木さんは入社2年目でシンガポールに駐在、その後ベトナム・ハノイ支社長に就任し、売り上げをゼロから50億円にまで伸ばしたとのこと。帰国後はソニー・ピクチャーズでアニメを勉強、そして10年勤めたソニーを辞め、起業します。
椎木:その頃、ハリウッドでも「椎木とならやりたい」って言う人がいて。ハリウッドと日本を繋げられるのはオレしかいないんじゃないかと(笑)、生意気なままソニーは卒業しました。そして起業して、アメリカで日本の漫画を流行らせようと、週刊の漫画誌を作るアイデアを持っていろんな人に会いに行ったんです。そしたらちゃんと金や有名な漫画作品が集まるんですよ。
高須:おー!
椎木:それで「勝った! オレ、すげーな!」と思っていた矢先に、社長を突然解任されたんです。「もう椎木とはやれない」と。大失敗でしたね。あまりにもつらい過去なので、10数年間言えなかったんですけど。
高須:へー。でもそういうのは必要な分岐点ですよね。僕も28歳くらいのときに、「僕の企画は全部通る」と調子こいていた時期があったんです。で、ある特番があって「これが絶対面白い」と好き放題やったんです。そしたら僕、その局を出禁になったんです。まだテレビで無茶苦茶やっても怒られない時代に、「こんなものを面白いと思ってやっているのか?」と。僕は誰もやったことがないものをやるという頭しかなかったんですよ。でも今観たら、ひどすぎて観れたもんじゃないですけどね。
椎木:へえ。
高須:でもそんな大失敗をしないと、もう一度自分の企画を見つめ直すなんてことはないんですよね。「自分は面白いけど、人はどう思うかな?」ってちょっと考えるようになって、物の見方が変わったんです。“演者に負担をかけたらあかんな”って思うようになりましたね。演者は僕の企画をやってくれただけなのに、ボロカスに言われて。それは僕の責任なので申し訳なかったですね。椎木さんもそうですよね。部下がどう思うかよりも自分が面白いと思うことに突っ走るしかなかったんですよね。
椎木:そうですね。
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タイトル:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00〜25:29
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