東京電力福島第1原子力発電所の事故について検証を行う「国会事故調査委員会」(黒川清委員長)の参考人聴取が、大詰めを迎えている。その焦点のひとつが、東京電力が現場からの「全面撤退」を検討したかどうかだ。これまでに発表された報告書でも見解が異なっている上、国会事故調で証言した官邸と東電の当事者の主張も、真っ向から対立している。問題となっているのが、2011年3月14日夜から15日未明にかけての対応。清水正孝社長