「同性愛について科学は何を語ってきたのか」[著]ピーテル・R・アドリアンス、アンドレアス・デ・ブロック科学のあるところ必ず哲学あり。男性の同性愛に関する科学研究の歴史という重要かつ複雑な題材を導きの糸として、そのことを深く再認識させてくれるのが本書だ。科学哲学者がどんな問題にどうアプローチし、そしていかなる貢献を果たせるのかを示す格好の例証になっているのである。たとえば、同性愛は生まれつきか