稲葉浩志 卒業式に一眼レフ持参…「今日は息子の撮影係!」
式が終わったのは、昼11時40分ごろ。大勢の保護者たちが続々と校庭へと出てきた。わが子の記念写真を撮ろうとする人々の中に、稲葉がいた。
普段はカメラを前にポーズを取るのが当たり前の稲葉だが、この日ばかりは一眼レフのカメラに顔を近づけ、頬を緩ませてシャッターを切り続けている。
12時55分、記念撮影を終えた稲葉が1人、校門から出てきた。両手には青いファイルやブックスタンドなど、長男の学用品を抱えている。友達と別れを惜しむ長男のために、“雑用係”を買って出て、荷物を持って1人先に帰ることにしたようだ。
タクシーを止めようと手を挙げた。その表情は満足気で実に清々しかった――。

