接近するとエルボーを見せたグスタフソンは、終了間際にジョーンズのスピンニングバックエルボーに合せてバックに回り込むが、ここも自ら距離を取った。4R、左ジャブを伸ばすジョーンズだが、グスタフソンも右を伸ばす。遠い距離だけでなく、接近戦でも王者を惑わす挑戦者。蹴り足を掴んで間合いを外すと、右ストレートをヒットさせる。近づいてショートアッパー、離れて右とパンチの精度で王者を上回るグスタフソン。挑戦者がプレッシャーを与え、ジョーンズが下がるシーンも見られるようになると、グスタフソンはダブルレッグを切り、左ストレートから右を打ち込む。組んでケージにグスタフソンを詰めたジョーンズ、体を入れ替えたグスタフソンは距離を取り直す。

左ボディから左ジャブ、右を伸ばしたグスタフソン。ジョーンズの右目のまわりの出血が目立ってくる。グスタフソンは右ストレートを打ち込み、テイクダウン狙いを切る。左ハイを顔面に打たれても、前に出て王者のエルボーを避けるが、スピニングバックエルボーを受けて動きが止る、ヒザ蹴りを受け下がったグスタフソン。ジョーンズはエルボーを入れ、距離を取るとフライニングニーを見せたが、これは合わない。

最終回、両瞼を腫らした王者はオーソで構えると右から左を受ける。関節蹴りに左ボディを伸ばすグスタフソン。テイクダウン狙いから距離がつまると、右アッパーをヒットさせる。右ストレートを伸ばし前に出るグスタフソン、ジョーンズはエルボーを2発打ち込む。グスタフソンのシングルレッグを切ったジョーンズは受けの展開のなかで、ようやくダブルレッグダイブに成功する。

ケージまで下がり、背中をつけて立ち上がったグスタフソン。残り2分30秒、ジョーンズが左ハイをヒットさせる。頭を下げてフェイントを見せたグスタフソンだが、ジョーンズは左ハイを2度蹴り込む。ついに疲れが見えたグスタフソン、ジョーンズのテイクダウン狙いを切ると、逆にスピニングバックエルボーを放っていく。ジョーンズの左ミドルにも、左ストレートを合わせるグスタフソン。残り1分、左ハイを受けても怯まないグスタフソンが、テイクダウンを狙う。これを切ったジョーンズは、再びキックへ。

残り20秒、ハイキックを見せた王者。グスタフソンが組みに行くが、これをつき放しフライングニーへ。ここで館内大声援のなか、5Rの激闘は時間切れに。初回と3Rは挑戦者、4Rと5Rは王者か。2R、手数は多いが精度は低かったジョーンズの打撃をどのように判断するか。結果は48−47が2人、49−46が1人という裁定でジョン・ジョーンズが王座防衛に成功した。