日本人女性がネットに「夫に離婚しようと言われた」と相談 その内容が韓国で話題に

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夫が趣味で集めているグッズを捨て、離婚を突き付けられたという日本人女性の離婚相談が、韓国のネット上で注目を集めている。

相談が寄せられたのはインターネット掲示板「発言小町」。5日、30代後半の専業主婦だという「マキ」と名乗る女性が、「今朝夫から離婚しようと言われました」と告白した。原因は、夫が趣味で集めていたアニメのグッズやブルーレイを捨てたから。量は結構あったそうで、マキさんが見て「1万円を軽く超える額」は使っていたようだったという。

マキさんが「幼い恥ずかしい趣味」を咎めると、夫は「小遣いと貯金の範囲でやっている。文句を言うな」と反論。これに怒ったマキさんは、夫に「食費は小遣いと貯金から出すように」と命じると、さらに家事全般も放棄した。ところが翌月から給与の振込先が変えられ、家族の通帳も押さえられ、気が付けば形勢が逆転、夫に家計の主導権を握られてしまっていた。

マキさんは我慢の限界となり、怒るだろうと思いながらも夫の趣味のグッズを捨ててしまう。しかも、念入りにハサミでバラバラにしたり、傷を入れて…。だが、夫は捨てられた趣味のグッズを拾って持ち帰ると、部屋に閉じこもり、翌朝に「離婚しよう」というマキさんにとっては寝耳に水の言葉を口にする。マキさんは、「元々夫の趣味のせいなのにどうして私が追い出されるのでしょうか」とコメントしており、夫から切り出された「離婚」に納得してない様子だった。

この相談は高い関心を集め、2000を超えるコメントが寄せられた。ほとんどが「マキさんが悪い」「ひどい」というもので、マキさんの方を持つ人はほとんどみられなかった。

さらに、韓国メディアもこの話題に注目し、相談内容を韓国語に翻訳して紹介。韓国のネットユーザーは、「どちらかといえば妻が悪い」「趣味がどんなものであれ、夫を許すべきだ」「小遣いでやりくりしていたなら問題ない」「夫婦であっても相手の価値観を否定してはいけない」「妻は家で何をしているんだ? ストか?」などと、やはり非はマキさんにあるとの考えを示した。夫の趣味にまったく理解を示さない妻…こういったトラブルは韓国でも多いのかもしれない。

・参照:DCニュース
・参照:発言小町

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