中国オタクと「カードキャプターさくら」の罠
「カードキャプターさくら」は日本のオタク的にかなり重要な作品ですが、中国オタクの一部にとっても印象に残る作品となっているようです。
この作品は比較的早い段階で中国のテレビでも吹き替え版が放映されるようになり、その後も各テレビ局での再放送が行われていたことから、見たことのある人も少なくないのだとか。
中国のネットでも当時を振り返ってのやりとりが行われていました。
********* 最近「カードキャプターさくら」を見てみたんだが、驚いた。スゴイ萌える作品だ!昔のアニメだからと軽く見ていた自分がアホだったわ……
もうかなり昔になるけど、中国語に吹き替えされたのをテレビで一目見てハマってしまったのを覚えているよ。
昔は小狼とさくらのカップリングが好きだったはずなんだが、気が付けば小狼のショタ単独萌えになって、その後はBL路線に突入。あの作品は自分にとっての罠だった。
私は最初雪兎とさくらのカップリングを応援してたように思う。でも、その後は雪兎と桃矢に……今考えてみるとホントにスゴイ作品だったよね。
キャラも魅力的だったけど、音楽も良かった。「Catch You Catch Me」や「プラチナ」は今でも聴くとテンション上がる。
私が最初にCCさくらを見たときは「百合」なんて概念は全く知らなかったから知世の態度が不思議に思えた。そしてその後だんだんとさくらと知世の関係がスバラシイものと思えるようになってきて、今では立派な百合萌えです。
今考えてみると、CCさくらの人間関係ってトンデモナイことになってるよな。当時の自分が何も知らないで見ていたのは良かったのか悪かったのか……
一言で言えば「スゴイ作品」だと思う。あんなに前の作品なのに、各種カップリングやら属性やらをどれだけ詰め込んでいるんだか。オタクの知識を蓄えてから改めて見たら、ピュアだったころの自分は気づかなかった部分が目に付くようになり、自分の好きなジャンルの原点が何かということを発見してしまった……
内容とは直接関係ないが、私にとって印象的なのはキャラの名前の変更かな。大陸版だと李小狼の名前が王小明になってるんだよね。中国の実際の感覚だと「小狼」はあんまり良い響きの名前じゃないのは確かだが、王小明は逆に普通過ぎて……
CCさくらは放映した時期がちょっと微妙だったと思う。テレビアニメが増えてきた時期だけどまだネットも無い頃だし、ウチの国では同人活動とかも無かった。もう少し後、それかもう少し前だったらもうちょっと盛り上がったのかもしれない。
日本では「さくら」という名前のキャラではこの作品が代表的になっているらしいけど、ウチの国では「さくら」という名前でイメージされるのは「NARUTO」の方が一般的なんだよなぁ。
放映された時代がかなり前だからそれほど表に出なかったのは確かだけど、ハマっていたのは少なくないと思うよ。子供の名前に「小狼」とつけちゃった話とかもあるし。*********
中国オタク達の活動が活発化する前の作品ではありますが、ハマったり、ハマって道を踏み外した人間が結構いるようですね。(執筆者:百元籠羊)
