トランプ大統領「イランと今週末にも合意可能…クウェート攻撃は米国の攻撃が原因」
トランプ米大統領が3日(現地時間)、イランとの終戦交渉が順調に進んでいると明らかにした。また、今週末にも終戦覚書(MOU)合意の可能性があると伝えた。
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで大統領令に署名を終えた後、記者団から「イランがクウェートを攻撃したが、米・イラン間の停戦協定は依然として有効か」と問われると、米国が先に原因を提供したという趣旨で回答した。トランプ大統領は「すべてに理由があり、昨夜は我々が彼らを攻撃した」とし「我々が別の理由で強硬な措置を取ったため、彼らがやや刺激されて報復したとようだ」と述べた。続いて「タンゴを踊るには2人が必要だが、我々が別の問題で彼らを非常に強く攻撃したことを知らなければいけない。それに彼らが反応したのであり、それほど強くはなかった」と話した。
米中央軍司令部は今月1日、「今週末(5月30、31日)、イランのゴルクとゲシュム島にあるイランのレーダーおよびドローン管制施設に対し、自衛権の行使として空爆を実施した」と発表した。2日にはイランに対する米国のホルムズ海峡「逆封鎖」を回避してイランに向かっていた空のタンカー1隻をミサイルで無力化した。
これに対しイランはこの日、クウェート国際空港をドローンで攻撃し、少なくとも1人が死亡、数人が負傷したほか、物的損害が発生した。イラン外務省はこの日の声明で「米国がイランへの攻撃を推進するために域内諸国の領土やインフラを植民地主義的に利用したことを糾弾する」とし「『昨夜の侵略』についてはクウェートとバーレーンの指導部が直接的かつ明白な責任を負っている点を明確にする」と表明した。
トランプ大統領がイランを糾弾するよりも擁護する姿勢を見せたのは、緊張を緩和して交渉で事態を解決しようという意志を示したものと解釈される。
また、トランプ大統領はこの日、合意の見通しについて「交渉自体は非常に順調に進んでいると聞いている」とし「それ(合意)が成立しない可能性もあるが、成立すれば週末にも実現する可能性がある」と述べた。さらに「理論的には文書への署名にかなり近づいている状態」とも話した。
米国とイランは停戦の延長やホルムズ海峡の開放などの内容を盛り込んだ覚書(MOU)の締結を推進している。両国代表団は先週、合意案をまとめたが、トランプ大統領が署名を拒否し、追加の修正を要求したと伝えられた。
トランプ大統領は「彼らが協定に署名すれば、彼らは核兵器や核爆弾を保有せず、開発も購入もしないことに同意することになる」とし「元々は『開発しない』という内容だったが、『彼らが購入したらどうするのか』と私が問いただした。その問題で2週間にわたり交渉が行われたが、最終的に我々が勝ち取った」と述べた。続いて「彼らがその文書に署名すれば、我々はそれを手に入れることになる」とし「理論的に彼らは署名に近づいていて、我々は実際、彼らと非常にうまくやってきた」と伝えた。
そして「極めて重要なもう一つの点は、MOUに署名すればすぐにホルムズ海峡が開放されることだ」とし「迅速に開放されるはずで、すでにわが国の掃海艇が現地に投入されて作業を進めている」と強調した。
一方、トランプ大統領はこの日、ニューヨークポストに公開されたポッドキャストの司会者ミランダ・ディバイン氏のインタビューでも、イランが核兵器を開発しないことで米国と合意したと主張しながら「(イランの最高指導者)モジタバ師に会いたい」とも語った。
