力強く差し切ったグランディア(左)=撮影・持木克友 

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 「新潟大賞典・G3」(16日、新潟)

 直線は各馬が外へ持ち出して馬群がばらける、見応え十分の熱戦。最後は7番人気グランディアが力強く抜け出し、重賞初制覇を飾った。西村淳は「グランディアと勝ててうれしい。牧場、厩舎関係者の皆さんが精一杯仕上げてくれた結果です」とウイナーズサークルで笑顔を見せた。

 返し馬で出来の良さを感じ取った鞍上は「素晴らしい状態。あとは運だけだと思っていました」と振り返る。道中は中団で脚をため、最後の直線で馬群を割って先頭へ。これまで先頭に立つとソラを使う面があったが、この日は最後まで集中力を切らさなかった。「具合が良かったので、ソラを使わず。これなら勝てるな、と思いました」。23年5月に初めてコンビを組んだ時から重賞級の手応えをつかんでいた相棒が、7歳にしてついにタイトルをつかんだ。

 西村淳にとっても新潟での重賞Vは初めて。「温かいお客さんの声に迎えられてうれしかった」と感謝を伝え、「7歳ですけど、まだまだフレッシュ。もう1つ、2つとタイトルを取って欲しい」とパートナーのさらなる飛躍を願った。

 京都新聞杯(コンジェスタス)に続く2週連続の重賞Vで、勢いをさらに加速。「日曜も同じ中内田厩舎の馬(クイーンズウォーク)で、こうしてまたウイナーズサークルで話せることを願っています」。遅咲きの7歳馬とともにつかんだ勝利を弾みに、胸を張って府中へ向かった。