地方競馬通算1000勝を達成した川島一師(右から2人目。左端が多田圭治厩務員)

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 7日の船橋競馬4Rは2番人気のエピジェネティクスが1着となり、管理する川島正一調教師(57)=船橋=が、地方競馬通算1000勝(うち重賞は25年マリーンカップ・Jpn3=プラウドフレール、S1は8勝など40勝)を達成した。2007年10月22日の初出走から5886戦目。南関東では現役8人目。地方競馬では同95人目(ばんえいを含む)となった。

 発走直前にゲートを飛び出すアクシデントには「ドキッとしたよ」と苦笑いだが、終わってみれば好位から伸びて3馬身差の完勝。王手をかけてから11戦目の大台に「開業当初からの目標だったし、達成できて良かったよ」と感慨深げにした。

 父は“闘将”とうたわれ常にトップに立って地方競馬界を引っ張った正行・元調教師。アジュディミツオー、シーチャリオット、フリオーソ…歴史的名馬を数多く育て、東京ダービー5勝は史上タイ記録。志半ばの14年9月に他界した。その父は1276勝。「またいい目標ができたな」と気合を入れ直した。父が厩舎を開業した当初から支えてきたベテラン・多田圭治厩務員の担当馬で達成できたのも縁だろう。

 「勝ち星を思えば重賞が少ないね。交流重賞もまだ1勝。ぜいたくだけど、そういう馬が出てきてほしい」と力こぶ。まだまだ偉大な父を追いかける。