歩道に置かれたテーブルや椅子を押収する捜査員ら(5日、東京都台東区で)

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 警視庁上野署は5日、東京都台東区上野の「アメ横商店街」周辺で、路上に客席を設けて通行を妨げている飲食店などに対し、ルール順守を呼びかける啓発活動を行った。

 同署によると、アメ横周辺では昨年、「店のテーブルや椅子が道を塞いで迷惑だ」などとする通報が43件あった。道路交通法は、道路や歩道に通行の妨げとなる障害物を置くことを禁じている。

 この日は署員約25人が、歩道に客席を設置している店などにチラシを配り、注意を促した。指導に従わなかった居酒屋1店舗を同法違反容疑で捜索し、路上に出した客席約30席分のテーブルや椅子を押収した。

 地元町内会長の水谷浩久さん(65)によると、新型コロナ禍で密集を避けるため、路上に客席を出す店が増えたといい、「通行の妨げにならないよう営業してもらい、過ごしやすい街になってほしい」と話した。