40代からの人間関係で「手放したいもの」。イヤな人に振り回されず、生きやすくする
40代から身につけたい「自分らしい幸せ」へと導く小さな習慣。お伝えするのは、女性が内側と外側からキレイになれる方法を配信し、幅広い年齢層から支持を集めるメンタルコーチでカリスマ人気ブロガーのワタナベ薫さん(58歳)。今回は、イヤな人とのつき合い方や手放すべき欲求など、40代からの人間関係をスムーズにするヒントについてご紹介します。
※ この記事は『自分を大切にする小さな習慣80』(PHP研究所)より一部抜粋、再構成の上作成しております。

合わない人とは別の世界で生きる

相性の合わない人とは無理につき合う必要はない、というのが私の基本的な考え方です。
ただ、子どもの学校つながりだったり、仕事つながりだったり、あるいは近所の人などで、合わないなあと感じる人ともつき合わざるを得ないという状況はよくあります。そのせいでイライラやモヤモヤがたまることも珍しくないでしょう。
私のもとにも、そのようなイライラから脱するにはどうすればいいですか? という相談がよく寄せられます。私の答えを先に言いますと、そういう合わない人とは、別の世界で生きることをおすすめします。
「それができないから困っているんです」とあなたは反論したくなるかもしれませんが、たとえ頻繁に会ったり、話さなくてはならない相手だとしても、そういう人と「別の世界で生きる」のは可能なのです。
不愉快な自慢話をされたときは、意識を向けない

「別の世界で生きる」というのは、意識をそちらに向けない、ということ。
たとえば、不愉快な自慢話をされたときなどは、「そうなんですね〜」と柳が風になびくようにフワッとかわす。いやな言葉を投げかけられたときには、無関心、無感情になる。要するに、相手の言動を「華麗にスルーする」ということです。
あまりにひどいことを言われたときには、ガツン! と言い返すこともときには必要ですが、まともに対応しても疲れるだけ。その人のことは「別の世界に生きる人」だと割りきって、テレビのなかの人を見ているかのように、意地悪を言うときの表情や目の動きなどの観察に徹してみてください。
そういう客観的視点で状況に対応すると、右脳ではなく左脳、感情ではなく理性が働きます。ですからイライラしません。観察対象に対して、好奇心さえ湧いてきます(笑)。
「合わない」と感じたり、その人の存在にイライラしたりするというのは、あなたがまだその人と同じ波動の中にいることの裏返し。意識上で別の世界にいれば、その人とは別の波動で生きられます。
「人をコントロールしたい」という欲求を手放す

精神的なつらさを感じるときは、必ず、あなたのエネルギーを奪っていくなにかがそこにあります。私の場合、それはイヤな人や合わない人、やりたくないことに集約されます。
しかし、今はそこから距離をおくようにしているので、自分のエネルギーが吸い取られていくように感じることは、以前に比べたら100分の1くらいに減っています。人によっては、ほかにもエネルギーが吸い取られる要因があるかもしれません。
最も余計なエネルギーを消費するのは、「人をコントロールしたい」という欲求です。表には出さなくても、心のどこかにこの欲求があると、自分の思いどおりにいかないことにイライラしたり、モヤモヤしたりすることがとても多くなります。
しかし、自分以外の他人をコントロールすることなど、最初からできるはずがありません。ですから、その欲求をもち続けている限り、エネルギーの浪費は避けられないのです。
エネルギーを奪われっぱなしにしない

大事なことに使うべきエネルギーを枯渇させないためにも、そういう無駄な欲求は極力手放していきましょう。あなたの人生から、大事なエネルギーを奪っている要因をすべて締め出せるのなら、それに越したことはありません。
ただ、仕事や家族に関わることや「人としての務め」の部分などは、手放したくても手放せないこともあるかと思います。その場合も、奪われっぱなしというのは絶対に避けなければなりません。
景色のよい自然の場所に身をおくとか、友達とカフェでおしゃべりするとか、思いきってゴージャスなホテルに泊まるとか。とにかくあなたの心が喜ぶ方法で、奪われたエネルギーを、すぐに補充できるようなプランをちゃんと考えておきましょう。
だれかや社会のために生きるのは美しいことかもしれません。しかし、あなた自身の人生を守ることも、それと同じくらい大事なのです。
