【管理栄養士が回答】ダイエット中に焼肉を食べる場合、カルビとホルモンはどちらを選ぶべきでしょうか? 大切なのは、部位ごとの脂質量や特徴を知ることです。分かりやすく解説します。

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Q. ダイエット中の焼肉、カルビとホルモンはどちらを選ぶべき?

Q. 「ダイエット中ですが、焼肉を食べたくなることがあります。カルビやホルモンが好きなのですが、どちらを選ぶほうが太りにくいでしょうか?」

A. どちらも脂質が多い部位で注意が必要です。量と選び方を工夫して

焼肉の中でも、カルビとホルモン(内臓肉)は人気の部位ですね。しかし結論から言うと、どちらも脂質が多いため、ダイエット中は食べ過ぎに注意が必要な部位です。

カルビは肉の中でも特に脂身が多く、エネルギー量が高い部位です。脂身が多い分、肉のおいしさを感じやすいのですが、少量でも脂質の摂りすぎやカロリーオーバーにつながりやすい部位と言えます。ホルモンは部位による差異が大きく、イメージ以上に高カロリーになる場合があるため注意が必要です。

脂の少ないホルモンは、ハラミやサガリ(横隔膜付近)、ハツ(心臓)、ミノ(第1胃)、ガツ(豚の胃)などです。脂質の多い部位は、小腸(マルチョウ)や大腸(シマチョウ/テッチャン)、牛タン全般で特にタン元、豚のシロです。気になるときは少量にしておきましょう。

加えて、甘さの強いタレのつけ過ぎにも注意が必要です。塩とレモンなど、シンプルな味付けのものでゆっくり噛んで楽しむのがポイントです。

また、肉と一緒に必ずしっかりと野菜をとるようにしましょう。量的な満足感が高まり、食べ過ぎ防止につながります。食物繊維が豊富な点もダイエット向けですし、肉を食べた後の血糖値の急上昇も抑えてくれます。

脂身の多い部位はなるべく避けつつ、比較的太りにくい部位と野菜をバランスよく選び、適量を意識することが、ダイエット成功のカギです。
(文:浅尾 貴子(管理栄養士))