洗濯はラクになったが…3年住んで実感した「脱衣所兼ランドリールーム」のまさかのデメリット
数ある家事のなかでも「洗濯」を負担に感じる人も多いのでは? 双子育児に奮闘中のESSEonlineライター、谷ノ内真帆子さん(30代)も、以前住んでいた家では、洗濯がストレスだったそう。そこで3年前、新居を建てる際、脱衣所兼用のランドリールームを設置。住んで感じたランドリールームのメリットと思わぬ「誤算」について語ります。

新居に設置した「ランドリールーム」で部屋干しが快適に
以前住んでいた家では、洗濯機から重いカゴを運び、あいている部屋にラックを広げて干す…という移動が本当にストレスでした。部屋干し特有の見た目のごちゃつきも、ずっと気になっていました。
そこで、新居では脱衣所と兼用にすることで省スペースを実現しつつ、「洗う・干す・たたむ」が一歩も動かずに完結するランドリールームをつくることに。
脱いだ服をその場で洗濯カゴに入れ、洗い上がったらその場で干す。この「最短動線」のおかげで、ひと部屋を潰すことなく、専用スペースだけで洗濯が完結するのは想像以上に心にゆとりをくれました。
とくに共働きで、夜にしか洗濯ができない時期は、天候を気にせずいつでも干せるこの場所が「わが家の正解」だと確信していました。
“最高の洗濯環境”ゆえに生まれた「油断」

専用スペースがあることで、洗濯物を出しっぱなしにしていても、リビングや寝室はスッキリしたまま。「夜に干しておけば、朝には乾いている」という環境が当たり前になると、家事の心理的ハードルもぐんと下がりました。
「外に干す手間もないし、部屋も散らからない。なんて完璧な仕組みなんだろう」と、筆者はこの快適な仕組みに全幅の信頼を寄せていました。
ところが、この「干しておけばなんとかなる」という安心感が、少しずつ掃除やメンテナンスへの「油断」を生んでいたのです。
快適なランドリールームの「まさかの落とし穴」

そんな洗濯ストレスフリーな毎日を送っていたある日、ふとサッシの隅に目をやると、そこにはまさかの「黒カビ」が……。
あんなに快適だと思っていたランドリールームでしたが、断熱性・気密性の高い家にした分、部屋干しの湿気が特定の場所にたまっていたことに気づけませんでした。
「どれだけ便利な空間でも、やはり人の手によるケアは不可欠だったんだ」と、ショックとともに猛省。
しかし、この「落とし穴」を経験したことで、家事のやり方を見直す大きな転換点に。現在はさらに効率を求めて乾燥機を導入するなど、失敗を糧に少しずつ快適な家づくりを目指しています。
家を建てて3年目。最初から完璧を目指すのではなく、失敗しては対策を考え、自分たちに最適な形にアップデートしていきたいと思います。
