アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃後、初めてIMF(世界銀行)が世界経済見通しを発表しました。4月28日「長野智子アップデート(文化放送)」では、株式会社溜池通信の代表取締役・吉崎達彦がこの内容について語りました。 

吉崎「我々の世界ではWEO(ワールド・エコノミック・アウトルック)【世界経済見通し】と呼んでいるんですけど、IMFのホームページで最近は日本語版も充実していますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。WEOは年に4回改訂されます。 

4月はIMFの春季総会をやります。そうすると世界の財務大臣、中央銀行総裁が集まってくるんで、そこでG20とかG7が開催されるわけです。 

日本からは片山さつき財務大臣、それから植田和男日銀総裁が行きました。 

そういう偉い人たちの取締役会みたいなものが開かれる時に事務方であるIMFが大体、世界の見通しはこの程度ですという数字を出してくるわけです。 

これが1月に出していたバージョンから下方修正して出てきました。ただ、こういう時にありがちなことに偉い人たちを前に、あんまり悪い数字を出せないっていうのがあって、私から見ると、こんなもんで済むわけねぇだろとツッコミを入れたくなるような鉛筆を舐めた数字が出てきました」 

長野「事務方だけにIMFの!」 

吉崎「例えば世界経済の全体の成長率って2025年は3.4%だったんです。これが今年1月は3.3%だったのを今回4月はコンマ2下げて3.1%と出してきたんですね。そして来年2027年は3.2%です。こんなもんで済むわけないだろと言いたいんだけど、彼らも官僚なんで、あまり極端な数字は出せないんです」