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衣替えのタイミングで、ウールやカシミアなどの衣服に小さな穴、押入れの隅に抜け殻、ひな人形や五月人形の周辺の細かな食害…。こうした痕跡に心当たりはありませんでしたか?

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ヒメマルカツオブシムシの仕業かもしれません。

カツオブシムシたちは、おうちの中に落ちた私たちの髪の毛やフケなどを食べてくれる掃除屋でもありますが、毛織物や様々な繊維などを食べてしまう害虫でもあるのです。

その対策に、余ったカイロが役に立ちます!

被害を防ぐためにカイロが有効?

ヒメマルカツオブシムシの対策について、害虫駆除の専門家、東洋産業の大野竜徳さんに教えてもらいます。

──ヒメマルカツオブシムシから衣類を守るにはどうしたらよいでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「実は、カイロが役に立つんです。カイロの使い残しがある方も多いのではないでしょうか。カイロは空気中の酸素を消費して、熱に変えます」

「布団圧縮袋や衣類圧縮袋、大型のチャック袋に衣類や布団などを詰めて袋から出したカイロ(まだ温かさが続きそうな使いかけのものでもいいです)を入れておくだけで防カビ、防虫になります」

「カイロは袋の中の酸素を使って、中を脱酸素状態にしてくれます。酸素がない状態ではダニや害虫は生きていけませんし、カビも生育することはできません。しっかりした袋の中には水分が入ることもないので、次に使うシーズンまでしっかりと中身を守ってくれます」

「しっかりと袋の口を閉め、破れがないことを確認したらそのまましまい込んでOKです」

「冬物ニットやコートなどをしまう際には、余ったカイロを活用してみてください」

──成虫を持ち込まないためには、どんなことに気を付けたらよいでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「白い花(キクの仲間)を部屋に飾る前に虫がいないか確認する。
洗濯物をとり込む際は、はたいてもちこむことです。白い洗濯物が特に好きです」

一年を通してみなさんの目を盗みながら家の中で生活している、かくれんぼの達人、ヒメマルカツオブシムシ。どんな生き物かを知って、予防に努めましょう。これで衣替えは安心です!

▶【前編】を読む 家の中にヒメマルカツオブシムシがいるかどうかチェック!