大谷翔平のMVP受賞は「10億%」 元MLB戦士が米番組内で熱弁「他の選手に票を入れた奴らに言うよ。君らはバカ。大バカ者だ」

過去3年連続でMVPを手にしている大谷(C)Getty Images
大谷翔平(ドジャース)は、今年もMVPを手に出来るだろうか。
年間55本塁打を放った昨季も3年連続4度目の受賞を果たした大谷。次点となった“二冠王(本塁打&打点)”のカイル・シュワバーに合計ポイント160差をつける圧勝劇は、まさに「大谷時代」を象徴する結末であり、投打二刀流を貫く偉才に対するライバル不在の状況を物語った。
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無論、今季も「筆頭候補」となるのは間違いない。約3年ぶりに二刀流でのフルシーズンを送っている大谷は、怪我なく1年を戦い抜き、極端に成績を落とさなければ、それだけで唯一無二の“価値”を持つ。投票権を有する全米野球記者協会の敏腕記者の得票数が偏る可能性は大いにある。
そうした中で、受賞を断言した識者のコメントを巡って、議論が巻き起こった。
発端となったのは、米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』において、番組ホストのエリック・クラッツ氏が放ったコメントだ。かつてヤンキースなど9球団でプレーした捕手でもある同氏は「彼はまだMVPを獲るよ。間違いない。10億%そうなる」と力説したのだ。
「10億%」とは相当な割合である。ゆえに即座に異論が噴出した。
番組出演者であった元MLBプレーヤーのトッド・フレイジャー氏は「ちょっと待てよ」と割り込み、「彼(大谷)が規定投球回を投げないとしても、自動的にMVPだと言うのか? マジでそう思っているのか?」と質問。これにクラッツ氏が「イエスだよ」と切り返すと、「その基準はどこだよ。俺は確定なんてありえないと思う」と猛烈に反発した。
「もしも、ショウヘイ・オオタニがまともに投げられていないなら、MVP確定はあり得ない。あまり投げずに、打つだけなら、確定はできないだろ」
このフレイジャー氏の反論に対してもクラッツ氏は「じゃあ、教えてくれ。一体誰が、今のショウヘイ・オオタニからMVPを奪い取れるって言うんだ?」と意見。そして、「彼は打つ。それもDHだけでMVPになれるぐらいに打ちまくるんだよ。もう、あれは彼のための賞なんだ」と論じ、こうも続けた。
「彼が投打で生み出す差は、他の誰かと比べるにはあまりに大きすぎるんだよ。すべては仮説だが、オオタニは10本塁打、12先発ぐらいに終わっても、誰も彼には追いつけない。それぐらいピッチャーをやり続けることは差になる。しかも先発で投げ続けようとしているんだ。それだけでクレイジーな話なんだよ! 異次元の男なんだ! だから、投票で他の選手に入れた者たちに言わせてもらうよ。君らはバカだ。大バカ者だよ」
ちなみにMLBにおいて史上最多の受賞回数は、通算762本塁打を誇るバリー・ボンズの7回。筋力増強剤ステロイドの使用歴が明るみになるなど、何かと物議を醸すレジェンドだが、球史を彩った存在感はいまだ唯一無二。大谷がそんな大打者を超える日はやってくるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
