「正社員登用あり」→現実は9年間でたった2人 しかも「ボーナス一律3万」で絶望した女性

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求人票によくある「正社員登用あり」という言葉。それに釣られて中途入社したものの、あまりの実績の少なさに呆れ果てたという体験談が寄せられた。

東海地方の50代女性の職場は市の給食センターで、施設を建て直すタイミングで外部委託に切り替わることになった。

その際に出された求人を見て、女性を含む多くのスタッフが委託業者の契約社員へ移籍したという。(文:篠原みつき)

「悪い話では無いな」と思いきや……

女性は当時の求人と移籍の経緯をこう振り返る。

「まず求人の謳い文句で、正社員登用あり。でした」

もともと市の雇用では嘱託職員がメインだったが、運営が外部委託に変わるタイミングでの求人だった。そのため

「6割くらいが嘱託職員を辞めて、委託業者の契約社員に切り替えての移動になります」

待遇が良くなる見込みがあるなら、移籍を選ぶのも当然だ。女性も「市の嘱託職員から契約社員(正社員登用あり)ならば悪い話では無いな。と思われる方もいると思います」と期待があったようだが、実態はかなり厳しかった。

「ですが、委託業者にもよると思いますが9年間で正社員登用は2名のみ」

正社員のボーナスは「3から4ヶ月分」、残酷な格差

9年も経って正社員になれたのがたった2人とは、もはや無理ゲーに近い。女性は「正社員になれない詳細は固定費を減らしたい会社側の都合です」と、諦めにも似た裏事情を書いている。

ちなみに、正社員と契約社員の待遇差は決して小さくないようだ。

「契約社員と正社員の違いは、退職金の有無、ボーナスの差(正社員は3から4ヶ月分,契約社員は一律3万) 社用携帯の有無」

現実を知ったときの契約社員たちの失望は大きかったに違いない。実質的に登用ルートが機能していないなら、会社側は求人票の記載自体を見直すべきではないだろうか。

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