決定力不足の課題も、2−0で勝利した台湾戦で45本ものシュートを放ったヤングなでしこ。(C)AFC

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 日本の女子サッカーが見せつけた圧倒的な強さに、韓国メディアも驚きを隠せないようだ。

 タイで開催中のU-20女子アジアカップに出場しているヤングなでしこの戦いぶりについて、韓国のニュースメディア『エクスポーツニュース』は「日本のサッカー、まさに衝撃と恐怖...想像を絶する火力が炸裂」などと見出しを打ち、その“脅威”を報じた。

 同メディアが注目したのは、現地4月5日に行なわれたグループステージC組第2節の台湾戦だ。日本は2−0の勝利を収めた。

 記事では「キックオフ32秒で先制ゴールを決め、リードを奪った。27分に追加点を挙げてリードを広げた」と記し、さらに驚きを持って報じられたのが、試合内容のスタッツだ。

 日本が90分間で放ったシュートは実に45本に上ったのに対し、台湾に許したシュートはわずか2本だった。

 日本の圧倒的なパフォーマンスは、これが初めてではない。2日のGS初戦のインド戦でも「圧倒的な試合内容を見せつけ、6−0の圧勝を収めた」と言及。この試合では、日本が27本のシュートを放つ間、相手に1本のシュートも許さなかった。
 
 インド、台湾を相手に2連勝を飾った日本。その戦いぶりは、A代表を彷彿させると同メディアは指摘する。

 なでしこジャパンは、先にオーストラリアで開催された女子アジアカップにおいて、「大会期間中、攻守両面で完璧に近いパフォーマンスを見せて優勝を果たした」。その成績は6戦全勝、29得点1失点という驚異的なものだった。当時、韓国は準決勝で日本と対戦し、シュート数6対21と大きく差をつけられ、1−4で敗れている。

 こうしたなでしこジャパンの強さに重なるように、ヤングなでしこも「A代表に比肩する競技力を見せ、U-20女子アジアカップの優勝候補に浮上した」と評価されている。

 今大会は、今秋にポーランドで開催されるU-20女子ワールドカップの予選を兼ねており、準決勝に進出した上位4か国が出場権を獲得する。日本と韓国は共にGSで連勝を飾り、すでに決勝トーナメント進出が確定。最終節の結果次第で、準々決勝で“日韓対決”が実現する可能性もある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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