『ザ・ノンフィクション』出演後、自分のファンが“肥だめ”呼ばわりされ…元地下アイドルが振り返る「アイドルを辞めたきっかけ」
◆1人で活動するゆえ、トラブルも多々
――大学を卒業してソロのアイドルとして活動がスタートします。
――トラブルとは?
小泉りあ:「曲を作ってあげるから一緒に活動していこう」って声を掛けられて。あまり相手にしていなかったのですが、そのうち「もう曲は作ったんだから30万円を払え」と勝手に言ってこられたんです。他にも「ライブに出させてあげるから、今から本気を見せろ」って言ってくる人もいて。ええ……それはどういうこと? って困りました。「カタモミ女子」の頃はなんだかんだ言っても、曲も振りも作ってくれて、衣装代を払ってくれて、それになんと言っても守ってもらっていたんだなって、あらためて感じました。
◆ファンに序列はないと思っていたが…
――2017年に第2弾として『その後の中年純情物語』が放送されました。放送では当時のファンの人数は4人だったと説明がありました。
小泉りあ:当時は毎月20日間くらいライブをやっていて、ファンは4〜5人だったんです。その中で必ずライブに来てくれていたのがキヨちゃんです。そして、チェキの売り上げを次の歌の製作費や衣装代にしたり、そこから交通費を出したりして、活動をしていました。
――アルバイトはしていましたか?
小泉りあ:「カタモミ女子」のダンスの先生に紹介してもらったところで焼き肉屋のホールでアルバイトをしていました。ファンには秘密にしていました。
――番組ではミュージカルの出演を目指すことも取り上げられていましたね。
小泉りあ:ここまで歌もお芝居もトークも何も学んだことがなかったんです。1人でやっていくなら、自分を売り込みに行った時に何かできることがないとダメだなって思って芸能スクールを見つけて、そこでレッスンを受けました。そのスクール内のオーディションがあって、ミュージカルに挑戦をしないかと言われたんです。3000円のチケットを30枚、自分で買い取って出演する形でした。
――2回目の放送後の反応は?
小泉りあ:同じように、よく事情を知らない人からのネット上で色々と言われることはあって、すごくそんなことも気にしていましたね。あと困ったのはファンの方たちへの対応です。私はキヨちゃんだけがファンだと思っていないし、ファンに序列なんてないと思っていたのですが、放送の影響によって他のファンから「俺のことは何の感情もないんだよね」って言われて悲しまれたり。そんなことは本当にないんですよ。
◆ファンを“肥だめ”呼ばわりされた
――キヨちゃんに他のファンが嫉妬してしまったんですね。
小泉りあ:いっぱいトラブルがありました。ライブでキヨちゃんと他のファンが揉めて、「表に出ろ!」みたいなことになって。そうなってしまうと私はもう何もできないので、見て見ぬふりでした。そんないざこざがすごく多くなっていきます。私は人を喜ばせたくて活動をしているのに、やればやるほどみんなが傷ついていく。そしてファンの方の質が悪いということで、他の共演者からは共演NGを出されることもありました。あるライブの主催者からは、私のファンたちを“肥だめ”って言われたことがあったんです。そこからすごく考えてしまって。もしかしたら、私がファンを喜ばせたいという思いと、ファンが私を応援したいって気持ちは、ただお互いが執着しているだけなのかもしれないって。
