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 俳優の西岡徳馬(79)が5日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演し、ドラマ代表作の一つ「東京ラブストーリー」の秘話を語った。

 91年に放送されたトレンディードラマで、フジ月9ドラマの金字塔。平均視聴率は22.9%、最終回は32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)を記録し、「放送日には若い女性が夜の街から消える」とも言われた。

 西岡は、主人公の赤名リカ(鈴木保奈美)と不倫関係にあった会社の上司、和賀夏樹を演じた。きっかけは当時、西岡が出演していた舞台「幕末純情伝」。役どころは坂本龍馬ながら、つかこうへいさんのアイデアで、女性用の黒い下着を着けるという、型破りなキャラ設定だった。

 「本気でこれやるわけじゃねえだろ?って言ったら、いや、本当にやるんだよと。“坂本龍馬だって年中、政治のことばっかり考えてたわけじゃねえだろ?好きな女のことを考えてたんだよ”とか言って。本番になったら、これ(下着)が黒じゃなくて、真っ赤になります(笑い)」。この舞台を見ていたのが、「東京ラブストーリー」の制作スタッフ。「鈴木保奈美を妊娠させてもおかしくない俳優を探していた」と、西岡に白羽の矢が立ったという。

 「“西岡さん、これやったら電車に乗れませんよ”と言ったんだもん。何をオーバーなことを言ってるんだって思ったの。当時の大多(亮プロデューサー)君が。ホントそうなったからね。社会現象みたいになっちゃって」

 かつて俳優の石田純一が「不倫は文化」と話し、強い批判を浴びた。「『不倫は文化だ』って、石田純一が言ったのより前だから、まだ文化がなかった」と、当時の風潮を笑いながら振り返っていた。